*

スロウダイヴ(Slowdive)@フジロック’23

公開日: : 最終更新日:2023/07/31 Fuji Rock Festival'23 ,

スロウダイヴ(Slowdive)@フジロック'23

2017年以来3度目のは、前2回と同じくレッドマーキー。ただし、今回は2日目のトリとしてだ。早めに場内に入るとガラガラで焦ったが、それでも開演時にはほぼ満員状態になった。

ドラム、ベース、ギター2、そして紅一点レイチェルの5人組。ベースのニールはさまざまステージ上を前後に動き回り、かなり低い位置に構えて弾いていた。ドラムのサイモンは、絡み合うふたりのギターに負けない、太く鋭いビートを放っていた。

サウンドの軸は2本のギターで、熱をこめて弾いているようには見えないにも関わらず、音圧が凄まじい。エフェクターをかなり駆使していると思われるのだが、さりげなくペダルを踏んでいるので、よく見ていないと気づけない。

バンドを牽引しているのは、ギター&ヴォーカルのニックだ。ほとんどの曲のリフを弾き、MCもこなしていた。もうひとりの左利きのクリスチャンは、フロアに向かっては半身で弾くことが多く、ステージ向かって左に陣取ったワタシは背中ばかりを見ることとなってしまった。

レイチェルは、髪の色を黒と金髪の半々にしていて、まるでディズニーのクルエラのよう。キーボードにギターにニックとのツインヴォーカルと、いろいろこなす。前回よりも、この人のMCは少なかった。

今回は、ホワイトステージにブッキングしてもよかったんじゃないかなあ。

関連記事

ヤー・ヤー・ヤーズ(Yeah Yeah Yeahs)@フジロック’23

ヤー・ヤー・ヤーズ(Yeah Yeah Yeahs)@フジロック’23

フィールド・オブ・ヘヴンのヨラテンゴを断念し、レッドマーキーのヤー・ヤー・ヤーズを選んだこと

記事を読む

アイドルズ(Idles)@フジロック'23

アイドルズ(Idles)@フジロック’23

バンド名は、偶像の意味のアイドル(Idol)ではなく、「怠惰な」あるいは「何もしていない」と

記事を読む

スターダスト・レビュー@フジロック’23

スターダスト・レビュー@フジロック’23

『アメイジング・グレイス』を経て、『夢伝説』『今夜だけきっと』と、いきなりヒット曲を連発。フ

記事を読む

夜のボードウォーク

フジロック’23(Fuji Rock Festival)を振り返る(2) – アーティスト編

【期待以上によかった】 フー・ファイターズ、ヤー・ヤー・ヤーズ、アラニス・モリセット、ウィ

記事を読む

フー・ファイターズなど フジロック’23(Fuji Rock Festival)出演アーティスト発表

第一弾となる出演アーティストは、午前11時50分に渋谷モディのビジョンで発表され、正午に公式

記事を読む

  • 全て開く | 全て閉じる
PAGE TOP ↑