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『ザ・ビートルズ Get Back:ルーフトップ・コンサート』をIMAXで観た

『ザ・ビートルズ Get Back:ルーフトップ・コンサート』をIMAXで観た

『ザ・ビートルズ Get Back』はディズニープラスで独占配信されているが、このうちのルーフトップ・コンサートが5日間限定でIMAXシアターで公開された。

序盤、ビートルズ結成からルーフトップ・コンサートに至るまでを凝縮して紹介。マネージャーのブライアン・エプスタインが、4人に匹敵するくらい露出していた。1966年の暮れ以降、ビートルズは久しくライヴを行っていなかったが、『Hey Jude』での客入れPV撮影でポールが手応えを感じたとのこと。そして1969年1月、アップル社屋上にて開催された。旧アップル本社ビルはロンドンの高級テーラー街「サヴィル・ロウ」にあり、個人的に足を運んだことがある。

もともとライヴ自体が目的ではなく、ドキュメンタリー映画撮影の一環だった。撮影機材が所狭しと並べられ、カメラも屋上内に数台だけでなく、向かいのビルや路上にも設置。4人の演奏が始まると、画面は適宜二分割もしくは三分割され、演奏シーンとそれを見上げる通りすがりの人や周囲のビルで働く人、警備(警察?)などの様子を並行して捉えていた。屋上での見物人は、時間を経る毎に増えていった(笑)。

演奏は『Get Back』に始まり、『Don’t Let Me Down』『I’ve Gotta Feeling』 など5曲。一発撮りではなく数テイク撮られ、それらを含めた撮影になった。ワタシも行ったことがあるが、1月のロンドンは寒い。4人はみな厚着で、ジョンは手が冷たいと言っていた。

最もノッていたのは、ポール・マッカートニー。そのすぐ横のジョン・レノンは、リラックスして臨んでいるように見えた。ふたりを半身のポジションで見るような立ち位置だったジョージ・ハリスンは、淡々とギターを弾いているように見えた。ジョージは数日前にポールと対立し、一時的に脱退したとされている。リンゴ・スターは、問題なくリズムを刻んでいるように見えた。

約40分でライヴが終了し、舞台は屋内に移動。4人でライヴを振り返るコメントをし、彼らに寄り添うリンダやヨーコも確認できた。アップル社内にもスタジオがあるらしく、レコーディングシーンと並行してエンドロールが流れる。貴重な映像と、1969年当時のスタッフ、今回のスタッフを同時に観なければならなかった。当時の監督マイケル・リンゼイ=ホッグは、『Hey! Jude』などのPVを監督した人とのこと。今回の2021年版は、ピーター・ジャクソンが監督だ。

ワタシは5日間限定の最終日になる13日に、109シネマズ川崎で観た。IMAXシアターは席数がかなり多いが、今回は満席寸前の入りになり、客の年齢層はかなり高かった。1日1回上映の最終日とはいえ、異常とも言える動員だった。これまで何度も利用してきた中で、最大の入りだったと思う。

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