ビートルズパワー健在

テレビ東京系『開運！なんでも鑑定団』を観た。ワタシは日曜お昼の再放送はたびたび観ているが、本放送を観ることは珍しい。この番組は視聴者が自分の家に代々伝わる骨董品、芸能人やスポーツ選手のサインや持ち物などをスタジオに持ち込み、その価値を鑑定してもらうというものだ。

ビートルズ関連のお宝は、これまでにも何度か番組に登場してきた。今回は、1966年のビートルズ来日の際、飛行機の乗務員として働いていた人が鑑定依頼人として現れた。お宝はビートルズのメンバー4人のサインが入った黄金の扇子。機内サービスがよかったことに気を良くしたマネージャーのブライアン・エプスタインが、お礼に各メンバーのサインを集めてくれたのだそうだ。

依頼人による、本人評価額は10万円。そして鑑定士がつけた値段は・・・、なんと180万！今回の扇子の場合、4人のサインが揃っていること。もちろん本人による直筆であること（ビートルズの場合は代筆、つまりニセモノでも値がつくそうで、代わりにサインした人が誰かによっても相場は変動するとのこと）。来日時に本人たちがサインしたものは20数点しかなく、とても希少価値が高いこと。…などが高い評価につながったようだ。

ビートルズは解散してもう30年以上にもなるし、ジョン・レノンもジョージ・ハリスンももうこの世にはいない。それでもビートルズが残した音は今でも多くの人に聴かれ続けているし、メンバーと直接あるいは間接に関わった人たちの心の中に、思い出はいつまでも生き続ける。…しかし、うらやましいなこの人（それが本音か／笑）。