オデッサ(Odesza)@フジロック’18
公開日:
:
Fuji Rock Festival'18 フジロック
出だしはとてつもなくカッコよかった。バックドロップのスクリーンに、宇宙ステーションから地球を臨む映像が流れ、すると、ステージに設置されたひな壇にトランペットとトロンボーン奏者が陣取り、それぞれ吹き始める。そしてオデッサの2人が登場し、卓上で操作をしつつパーカッションもこなす。更に6人のパーカッション隊がひな壇の前に出てきて、ビートが何重にも重ねられている。
映像そしてサンプリングは、必ずしもテクノに寄ってはいなかった。モノクロのレトロな映像やミディアム調のメロディーの曲もあり、時折2人がMCで煽るという具合だ。適度にゆるさが組み込まれていて、これが彼らのスタイルなんだろうけど、もったいない気もする。音と映像の洪水で圧倒するステージにしてもいいんじゃないかな。というわけで、もっとハマればフルで観るつもりだったが、25分ほどでグリーンステージに移動を開始。
関連記事
-
フジロック’18(Fuji Rock Festival)を振り返る(1) – 会場など
【天候】 当初は台風直撃が懸念されていたが、少しそれたため、開催に大きな影響はなかった。前
-
N.E.R.D@フジロック’18
ことばが重要なヒップホップ系アーティストを日本のフェスのヘッドライナーにすることには、懐疑的
-
ヴァンパイア・ウィークエンド(Vampire Weekend)@フジロック’18
いやあ、スケールの大きなバンドになったなあ。ヘッドライナーのボブ・ディランの後にステージに出
-
フジロックフェスティバル’18(Fuji Rock Festival)、ステージ割発表
毎年恒例だが、6月の第1金曜日にはアーティストの追加発表と併せてステージ割が発表になる。
-
スーパーオーガニズム(Superorganism)@フジロック’18
ジョニー・マーをフルで観てからレッドマーキーに向かったのでは遅いだろうとは思ったが、実際遅か