鉄拳のパラパラアニメ『振り子』がミューズ（Muse）の公式MVに

ネタをスケッチブックに絵で書いて披露する、鉄拳というお笑いピン芸人がいる。この鉄拳が手掛けたパラパラアニメ『振り子』が、なんとミューズの公式MVとして採用されることになった。

もともと、このアニメは日本のテレビ番組のために制作。その後Youtubeで公開されると、国内外で話題になったそうだ。そしてBGMに鉄拳が使ったのが、ミューズの『The Resistance』に収録されている『Exogenesis:Symphony Part3(Redemption)』。アニメのことはやがてミューズサイドにも伝わり、メンバーもいたく気に入ったとのことだ。

ワタシは、このアニメをフジテレビ「めざましテレビ」か日テレ「ZIP」のどちらかで観た。アニメは人の一生を凝縮した内容で、幻想的であり圧倒的でもあり、そして少し切ない。番組のキャスター陣も引き込まれている一方、朝のはじまりに流すにしてはディープすぎるきらいがあった。

とはいえ、CG全盛の今の時代、手書きの絵だけでここまでのクォリティを出せるのかという驚異は確かにあった。そしてこのアニメは、国境もことばの壁も超えてしまったのだ。