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アンノウン(2011年)

公開日: : 最終更新日:2020/11/28 リーアム・ニーソン

アンノウン(2011年)

科学者マーティン・ハリスは、学会の発表のため妻を伴ってベルリンに到着。ホテルに着いたとき、パスポートなどが入ったスーツケースがないことに気づき、タクシーを拾って空港へ。しかし、そのタクシーは事故に巻き込まれて川に転落してしまい、ハリスは一命こそとりとめたが4日間昏睡状態に陥った。退院したハリスはホテルに行き妻に会うが、妻は自分を知らないという。そして、彼女には自分と同姓同名の夫がいた。

事故に巻き込まれて自分を証明できるものがなくなり、生活を共にしてきたはずの妻にも人違いと言われてしまう。異国の地でこんな目に会ってしまったら、大人でも取り乱してしまいそうだが、ハリスは素早く動く。事故のときのタクシー運転手を探したり、病院の看護師の紹介で探偵のような人にサポートを持ち掛けたりする。そして、事態は意外な方向へと展開していく。

ハリスを「シンドラーのリスト」などのリーアム・ニーソン、探偵を「ベルリン 天使の詩」のブルーノ・ガンツ、タクシー運転手の女を「ナショナル・トレジャー」のダイアン・クルーガー。舞台はほとんどがベルリンで、英語をベースにしつつもドイツ語も結構飛び交う。

中盤で格闘シーンや凄まじいカーチェイスの場面があるのだが、年のいった科学者であるはずのハリスが、なぜここまでこなせてしまうのかという不自然さを感じてしまい、ここでいったんワタシは醒めた。がしかし、この後の展開と明らかになった謎で、説得力を取り戻している。

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