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ビョーク(Bjork)@フジロック’17

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以前、フジロックのオーガナイザー日高さんが、ビョークはいつも完璧にコンセプトを作り上げてライヴをおこなう、といったようなコメントを読んだことがあった。過去何度か体験した彼女のライヴも、そして今回も、そのコメントに納得させられる綿密に練られたステージで、圧倒的だった。

予定時間の少し前に、モッシュピット前方から歓声が沸いた。ストリングスのメンバーが先にスタンバイしたようだ。ここ数年の彼女のライヴでは、ドラム、ハープ、コーラス、電子楽器といった編成になっていたが、今回はストリングスバージョンのようだ。そして時間になり、ビョーク登場。ピンクの衣装をまとっていて、顔面は白いシースルーの装飾で覆っていた。

ライヴは、『Stonemilker』でスタート。両サイドのスクリーン、およびバックドロップのスクリーンも、PVを映していた。つまり、生身の彼女は肉眼で観なくてはならない。ビョークは軽やかに体を動かし、ステージ上を歩き回っていた。激しさとは真逆の音の世界だが、それが間延びしないのは彼女の存在感の大きさを物語っている。

セットリストはアルバム『Vulnicura』からを軸にして進む。去年日本科学未来館で開催したVRイベント「Bjork Digital」でも観たPVあり、また虫や蛇といった生物の日常を捉えたかのようなPVが、その都度流れる。合間に『Joga』『Isobel』といった往年の曲を織り交ぜてくる。ストリングスはステージにハの字のように陣取り、15〜6人はいただろうか。そして中央には、電子機器を操るプレーヤーがいた。

後半になると、スクリーンにビョークを映し出すようになってきた。ピンクの衣装はシースルーのようにも見え、しかしライトが当たると濃く映えるようになっていた。特殊な素材が織りこまれているのかもしれない。そして時折ビョークの後方に映るストリングスのプレーヤーだが、日本人に見えた。

アンコールでビョークはメンバー紹介をし、ストリングスはやはり日本の人たちだった。そういえば、2001年の『Vespertine』での来日公演でも、オーケストラは日本人が担っていた。それはさておき、このライヴ果たしてどうやって締めくくるのか。コーラスのいない今回の編成では、『Declare Independence』はちょっと考えられない。さてどうなる?いやどうする・・。すると、聴き覚えのあるイントロが。そう、ビョークといえばやはりこの曲、『Hyperballad』だ。

ステージの後方から火炎があがり、花火もあがり、ストリングスの人たち大丈夫かなと思いながら観ていた。すると、曲が終盤になったところで、ステージの裏側から花火が打ち上がった。何発も、何発も。やっぱりこの人は、巨大野外という舞台で何をすべきかというのをわかっている人だ。脱帽だ。

ワタシのフジロック’17はビョークで終了。参加したみなさん、おつかれさまでした。

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