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GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊(1995年)

公開日: : 攻殻機動隊

GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊(1995年)

2029年。技術の進歩により、人間の脳から直接ネットワークに接続できる電脳化、および人体のサイボーグ化=義体化が進む一方、犯罪もサイバー化が進む。不特定多数の人間の電脳に侵入するハッカー「人形使い」が現れ、テロを未然に防ぐ特殊部隊・公安9課「攻殻機動隊」が出動する。

公開は1995年。英語吹き替えバージョンも制作され、アメリカやイギリスでも上映。ビデオはビルボードのチャートで1位を獲得するという快挙も成し遂げているそうだが、それも伺える。当時はまだ携帯電話も日常化していないし、インターネットはダイヤルアップで接続していた頃だが、こんにちの世の中を予見したようでもある。すごいというより少し怖い。あの「マトリックス」シリーズは、監督が今作の影響を受けていることを公言している。

ハリウッド実写版「ゴースト・イン・ザ・シェル」公開を受けて、今回久々に見直した。個人的にS.A.C.シリーズに慣れ親しんでしまったこともあり、結構新鮮に感じた。

素子は感情表現に乏しく、他のバージョンと比べると最も人間臭さが感じられない。身なりも戦闘用防護服で、色気はほぼない。ビルの屋上から背面で降下し、光学迷彩で自身の姿を消す場面、川に潜る場面、自身のアイデンティティに苦悩するさまなどは、そのまま実写版に継承されている。

クライマックスでは、人形使いの申し出を割とあっさり受け入れて融合を果たしている。これは原作と大きく異なる。また、フチコマ(タチコマ)は登場しない。時間が82分と短いのも意外だった。

監督は押井守。「機動警察パトレイバー」も手がけていて、今作は士郎正宗の原作があるとはいえ、パトレイバーの進化版というふうに見えなくもない。キャストは、素子の田中敦子、バトーの大塚明夫、トグサの山寺宏一と、ファンにとってはお馴染みの面々。荒巻の声優がS.A.C.と異なっているのには、今回はじめて気がついた。

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