ライヴアルバムの編集
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最終更新日:2026/03/14
Pearl Jam パール・ジャム, ローリング・ストーンズ
ライヴアルバムをリリースするにあたり、オーバーダビングなどの加工処理を施すのが当たり前になったのは、いつからだろうと思う。そのきっかけは、ローリング・ストーンズの『Live Licks』だ。ミック・ジャガーのヴォーカルやギターの音などが、やたらにはっきりと聴こえてきて、ライヴならではの臨場感というのが薄れてしまっている。
作品として永久に世に残すために、少しでも音質改良に務めようとするのはわからないでもないが、あまりいじくり過ぎると、こと編集に関してはスタジオ盤との差異がなくなってしまうのではないだろうか。しかしよくよく考えてみると、では全くこうした処理を施さなかったとしたら、それはブートレッグ並の音質に留まってしまうのだろうか。それはそれで繰り返して聴くには耐えず、恐ろしいことだ。
パール・ジャムが昨年行ったツアーでは、ライヴ終了から24時間後にはネット上でライヴCDとして販売するという、すさまじいことをやっていた。ファンが音質の悪いブートレッグに高いお金を出すことのないようにという配慮からなのだが、そこまでやってくれて嬉しいというか、バカ正直というか、愛すべきというか、とにかく常識はずれだ。
さすがにこのシステム下では、編集処理などほとんどなかったのだろう。必ずしも最高の状態ばかりではなく、ひょっとしたらミスもそのままに刻印されているかもしれない。しかしそれでも、この試みはありがたい。フーやピクシーズもライヴ音源をネット通販しているが、コチラは果たしてどうなのかな。
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