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フジロック’24(Fuji Rock Festival)を振り返る(1) – 会場など

夜のホワイトステージへの林道

【天候】
去年ほどの暑さはなく、例年の気候に戻ったと思う。予報では全日雨とのことだったが、初日は降らず、2日目はザ・ラスト・ディナー・パーティー終了直後に降った程度。3日目になって、日中およびノエル・ギャラガーのときにまとまった雨が降った。ゼロではなかったが、例年に比べれば雨量は少なかったと思う。

【動員】
主催者発表で以下の通り。

7月25日(木)14,000人(前夜祭)
7月26日(金)26,000人
7月27日(土)30,000人
7月28日(日)26,000人
4日間のべ来場者数 96,000人

コロナの影響が大きかった2021年2022年を別にすれば、久々に10万人を切った年になった(ウィキペデイアによると2002年以来)。ブッキングと参加者費用の双方に、円安が関わっていることが主な要因だろうか。

全般的には、海外アーティストが少なく、日本人アーティストのエントリーが多かった。個人的には、3度目のヘッドライナーになるノエル・ギャラガーにはまたかと思ったし、大好きだけど2003年以降新譜をリリースしていないクラフトワークにはなぜフジに?とも思った。がしかし、クラフトワークにはバージョンアップの要素が観られ、坂本龍一のトリビュートもあり、と、その日その場だけのステージをしてくれた。ノエルは、2018年サマソニが今一つに感じたことを思えば、今回は満足のいくライヴだった。

【グッズ販売】
オフィシャルグッズは、去年に続きネットオーダーして会場で受け取るシステムを利用した。前夜祭の日の19時指定にしたのだが、驚いたのは7つあるブ-スのうち5つをネットオーダー用にしていて、当日販売は2つに。なので、当日の方はぜんぜん列が進まず、見ていて気の毒になってきた。ネットオーダーを促進する狙いだろうか。

アーティストグッズは、初日の昼は長蛇の列を横目にパスしたが、夕方に再度覗いてみて列の長さがさほどでもなかったので、20分程度で購入することができた。

【支払い方法】
去年から、物販と飲食で完全キャッシュレスを実施。しかし、去年は現金使用不可にしていたところ、端末エラーが発生して電子マネーが使えないトラブルが発生していた。今年は、引き続きキャッシュレス主体ながら、現金も受け付けていた。一部のバーコード決済にも対応していたが、交通系ICカードの方がアプリ起動の手間もなく早いので、ほとんどコチラを使用。

【ネット通信事情】
去年は初日夕方からドコモの通信が壊滅していたが、今年は一部の時間帯を除いて通信に問題はなかった。去年のような目にはあいたくなかったので、モバイルWi-Fiルーター(ソフトバンク)をレンタルし、ドコモがつながりにくいときには起動して接続した。さほど問題がなかったのは、動員が去年より減ったこともあるのかな。

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