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フィーバー333(Fever333)@フジロック’23

フィーバー333(Fever333)@フジロック'23

観たのは後半20分くらい。ドラム、ベース、ギター、ヴォーカルの4人編成で、全員白基調のいでたち。2017年結成の新世代(と言っていいのかな)バンドで、音はハードロックをベースにしつつ、重いビートやラップの要素も垣間見られる。

パフォーマンス的には、アフロヘアの女性ベーシストが時折セクシーな仕草でベースを弾き倒し、そしてなんと言ってもヴォーカルの人が飛び抜けている。ワタシが観始めたときにはステージを降りてモッシュピット最前に詰めていた。ノドに負担がかかるような歌い方だが、それでも声はからさない。

間奏中にタオルで顔面を覆うなど、かなり暑さには参っていたと思われるが、それでもエネルギーが減速はしない。ラストの曲では、PAブース後方のカメラ鉄塔によじのぼり、その最上から歌っていた。ここでパフォーマンスしたのは、ワタシが観た中では2005年のデイヴ・グロール以来だと思う。

ステージの1バンド目は、その日の流れを決める重要な役割を担っている。そしてフィーバー333は、充分すぎるほど役目を果たした。

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