*

ロンドン・コーリング ザ・ライフ・オブ・ジョー・ストラマー(2007年)

ロンドン・コーリング ザ・ライフ・オブ・ジョー・ストラマー(2007年)

クラッシュのドキュメンタリー映像もあるが、ジョー・ストラマーにスポットを当てたドキュメンタリーもあった。冒頭が、いきなりジョーの死去を伝えるニュースキャスターの音声。各国語が入り乱れ、日本語音声も含まれている。

ジョーは外交官の息子としてトルコに生まれ、少年期は父の転勤に伴いいくつかの国で暮らした。ジョーには1歳上の兄デヴィッドがいたが、自殺してしまった。アートスクールを退学したジョーは、墓掘りなどいくつかの職をこなした後、101er’sを結成しライブ活動を行う。

ジョーはセックス・ピストルズのライブを観て、何百万光年も先を行かれていると衝撃を受ける。同じ頃、ミック・ジョーンズとポール・シムノンに声をかけられ、ザ・クラッシュを結成。英国だけでなくアメリカにも進出しそれなりに成功するが、やがて行き詰まって解散する。

ジョーはショックでしばらく音楽活動を行えずにいたが、やがてメスカレロスを従えソロ活動を敢行。日本の映像もあって、恐らくは99年フジロックのバックステージ、そして翌2000年単独来日での公演と思われる。ライブだけでなく、新幹線で移動する際にファンのサインに応じている姿などが確認できる。

生前最後のステージになったのが、イギリスでのストライキ中の消防士たちのために行ったチャリティーライブだ。このとき客席にいたミック・ジョーンズも途中加わり、クラッシュの『White Riot』を共演。ミック・ジョーンズがクラッシュを脱退して以降、最初で最後の2人の共演になったとのことだ。

ジョー本人のナレーションあり、序盤ではジョーの知人や元ガールフレンド、101er’sのメンバーなどがコメント。クラッシュ期以降は、クラッシュのメンバー3人や、U2のボノ、レッチリのアンソニーとフリーなどがコメント。また、マーティン・スコセッシ、ジョン・キューザック、マット・ディロン、ジョニー・デップといった映画人たちもコメントしていて、かなり豪華だ。

関連記事

ザ・クラッシュ(The Clash)『London Calling 25th Anniversary Edition』

今年リリース40周年を迎え、その記念盤も出ているクラッシュのサードアルバム『London C

記事を読む

ザ・クラッシュ(The Clash)『Westway To The World』

クラッシュのドキュメンタリー映像『Westway To The World』を観た。

記事を読む

『THE DIG Tribute Edition ジョーストラマー』を読んだ

2002年12月に50歳で亡くなった、ジョー・ストラマー。翌2003年2月に、クロスビート増

記事を読む

ザ・クラッシュ(The Clash)『London Calling 25th Anniversary Edition』 発売記念イベント

クラッシュの『London Calling』がリリースから25年経つそうで、そのアニヴァーサ

記事を読む

ザ・クラッシュ(The Clash)『The Essencial Clash Plus』

クラッシュのベスト盤やコンピレーション盤はいくつかリリースされているが、「The Essen

記事を読む

  • 全て開く | 全て閉じる
PAGE TOP ↑