ポルトガル・ザ・マン(Portugal. The Man)@サマーソニック’18
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最終更新日:2018/08/20
Summer Sonic 2018

こんなバンド名にもかかわらず、ポルトガルとは全く関係のないアラスカ州出身だそうだ(笑)。5人組で、ドラム、キーボード、ギター、ベース&ヴォーカル、ギター&ヴォーカルという編成。ピンク・フロイド『Another Blick In The Wall』やT.レックス『Children Of The Revolution』を組み込むなど、小ネタ満載の演奏だ。
しかし、ステージ上のメンバーにはスポットは当たっていない。それは、バックドロップに絶えず映像を流しているから。手書きアニメやCGやら抽象ものなどが流れ、どうしても視線は映像の方に行く。更には、日本語によるメッセージもちょいちょい入ってくる。「新譜を買ってくれて/パクってくれてありがとう」とか「みんな好きかい?ハッパ吸うの」とか。
演奏力は高く、トゥールやキング・クリムゾンを思い起こさせる。もうひとりのギタリストは着座したままで弾いていて、ロバート・フリップみたいだなと思って観ていたが、車椅子だったことが終了後にわかった。
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