「国立ベルリン・エジプト博物館所蔵 古代エジプト展 天地創造の神話」に行ってきた
両国の江戸東京博物館で開催されている、古代エジプト展を観に行ってきた。
展示は古代エジプト神話をテーマとし、要所にアニメーションで神話を紹介していた。アヌビス神やスフィンクス、ツタンカーメンなどの像、石碑、石棺、木棺、棺に入れていたであろう装飾品などが連なっていた。小物はショーケースに入っていたが、むき出しの展示品もあって、少し驚いた。
古代エジプトの展示というと、個人的にはロンドンの大英博物館に行っていることもあって、今回の展示にはさほど感銘を受けることはないのではと、行くまでは少し不安だった。しかし、日本語による解説や神話に沿った構成など、思った以上に楽しむことができた。よくよく思い出してみると、大英博物館のときは、とにかく展示物が多すぎて写真を撮ることにばかり気を取られていた。
貸出元はドイツはベルリンのエジプト博物館で、約130点が展示。少し前にテレビで特番を観たが、ドイツから学芸員が来日し、2週間の自主隔離を経て展示物のチェックを行っていた。この時期に開催が実現できることを思えば、2週間の自粛など他愛もないと、その人は言っていた。
「国立ベルリン・エジプト博物館所蔵 古代エジプト展 天地創造の神話」は、4月4日まで開催されています。国内での展示には珍しく、写真撮影OKです。平日でもそこそこ人がいたので、土日だと密になってしまうかも。
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