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007 死ぬのは奴らだ(1973年)

007 死ぬのは奴らだ(1973年)

カリブ海の小国サンモニクを調査していた3人の英国諜報員が相次いで殺され、ジェームズ・ボンドはニューヨークへ。首相ドクター・カナンガの手掛かりを求めてハーレムのバーに入り、そこでソリティアという美人占い師と出会う。ソリティアは、タロットカード占いでボンドの死を予言する。

カナンガはアメリカではミスター・ビッグという裏の顔を使い、ソリティアは愛人だった。カナンガを追ってサンモニクに潜入したボンドは、カナンガが麻薬を製造してアメリカ国内に蔓延させ、中毒者を増やそうとしていることを知る。ボンドはソリティアと親しくなり、2人で脱出するが、ソリティアは捕まって監禁され、ボンドは人食いワニの池に取り残されてしまう。

シリーズ8作目。「ダイヤモンドは永遠に」でボンド役に復帰したショーン・コネリーは結局1作限りとなり(後々番外編「ネバーセイ・ネバーアゲイン」での復帰はあるが)、本作からロジャー・ムーアに交代した。見た目ではコネリーの方が年長に見えるが、実年齢はムーアの方が3歳年上とのこと。本作公開時でムーアは46歳だった。生身のアクションシーンはあまりなかった気がしていて、その代わりなのか水上のボートチェイスシーンがかなり長尺だった。ワニに襲われそうになるシーンでは難なく回避できてしまい、なんだか拍子抜けする。

ボンドガールのソリティアを演じるは、ジェーン・シーモアという人。占い師という役柄もあってか、あまり感情を表に出さない。カナンガの愛人と言いながら深い仲にはなっておらず、そこがボンドのつけ入る隙でもあった。サンモニクにてソリティアが開いたカードは「LOVERS(恋人)」で、彼女はそれを自身の運命だと感じた。実は、ボンドがカードに細工していたのだった。

主題歌は、&ウイングスの『Live And Let Die』。007シリーズの主題歌としては、はじめてチャート上位に食い込んだ曲とのこと。音楽をジョージ・マーティンが手がけていることもあり、劇中でリフが何度も流れてくる。その後のポールのライブではクライマックスの一旦を担っているが、原点はここにあった。

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