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ホビット 竜に奪われた王国(2014年)

ホビット 竜に奪われた王国

奪われた王国を取り戻す旅を続けるドワーフ族と、旅に同行するホビット族のビルボ。オークに追われ、森の中で巨大グモに襲われ、エルフ族に捕らえられ、牢獄を脱出し激流を樽で下り、湖の町では人間に捕らえられかける。旅は苦難の連続だが、それでもついに、はなれ山にたどり着く。山の中は見渡す限り黄金だらけだが、そこには、ドワーフ王国を滅ぼした巨大な竜「スマウグ」がいた。

ホビット 思いがけない冒険」の続編にして、「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズの60年前にあたる前日譚だ。今回もニュージーランドの美しい景観が圧巻で、スマウグをはじめとする巨大生物のCGにも最早違和感はない。川下りの場面の疾走感も、視覚に訴える。劇場公開時にはIMAX3Dで観たのだが、臨場感はハンパなくすごい。

今回、大きな話題になっているのが、エルフ族の勇者レゴラスが登場していることだ。エルフ族は数千年を生き、身体能力に優れた種族ということになっていて、弓の名手レゴラスはオークを鮮やかに蹴散らしている。そして演じているのは、もちろん、「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズと同じオーランド・ブルームだ。

湖の町にドワーフやビルボらを導く人間のバルドは、「ドラキュラZERO」「美女と野獣」にも出演しているルーク・エヴァンス。そして竜のスマウグは、ベネディクト・カンバーバッチが、声だけでなくモーションキャプチャーでその動きも「演じている」。

3部作の2作目がつなぎのようになってしまうのはよくあることだが、今作もそうなってしまっているのが少し残念。一段落がついて完結編に進むのではなく、ここで終わりかーという感触が残ってしまった。ただ、完結編では謎が明らかになり、「ロード・オブ・ザ・リング」への橋渡しも描かれる。

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