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キングスマン: ゴールデン・サークル(ネタバレあり)

キングスマン: ゴールデン・サークル

国際スパイ組織、キングスマンのエージェントとなったエグジー。元候補生のひとりチャーリーに襲われ、なんとか退けるものの、キングスマン司令部とエグジーの自宅が爆破されてしまい、エージェント”ランスロット”のロキシーは亡くなってしまう。チャーリーは、国際麻薬組織「ゴールデン・サークル」に属していた。

生き残ったエグジーとマーリンは、アメリカのスパイ組織「ステイツマン」に助けを求め、ケンタッキー州に。エージェント”テキーラ”に怪しまれるもののなんとか事情を理解してもらい、リーダーの”シャンパン”やエージェントの”ウィスキー”、バックアップ役の”ジンジャー”らと顔合わせする。そして、死んだはずのハリーもここにいた。しかし、ハリーは記憶喪失で、エグジーやマーリンのことも、そして自分がキングスマンのエージェントだったことも憶えていなかった。

2015年に公開された「キングスマン」の続編で、劇中の時間軸では1年後になっている。エグジーは前作で救い出したスウェーデン王妃と交際していて、チャーリーは前作で失った右腕が兵器の義手になり坊主頭になっていて狂気が増している。というわけで、今作単体でも楽しめるが、前作を見ておけばストーリーのつながりやキャラクターの継承、そしてセリフなど、いくつものツボを楽しめる。その最たるは、ハリーが如何にして生き延びたかだ。

前作から引き続き出演しているキャラクターは、同じ人が演じている。エグジーのタロン・エガートンは、エージェントが板についてきた。マーリンのマーク・ストロングは安定の渋さに加え、今回は酒を飲むと涙もろくなるコミカルな役どころをこなす。そしてハリーのコリン・ファースだが、今回は記憶喪失からの復活するも、体の調子が戻らず決めどころで決められない迷走ぶりも露呈。これは監督マシュー・ボーンの趣向か。

今作からの新キャラも増え、かなり豪華になった。ステイツマンのリーダー”シャンパン”はジェフ・ブリッジス、”テキーラ”はチャニング・テイタム、”ジンジャー”はハリー・ベリー、”ウィスキー”はペドロ・パスカルという人。ゴールデン・サークルのボスはジュリアン・ムーアで、穏やかでうっすら笑みを浮かべながら平気で残虐行為をおこなうさまは、ラスボスにふさわしい。

今回、実は音楽ファンを喜ばせる要素も2つ詰まっている。ひとつめは、ゴールデン・サークルのアジトの手掛かりを掴むためにエグジーとウィスキーがグラストンベリー・フェスティバルに潜入。VIP用テントがかなり豪華だったが、あれ実際もそうなのかな。そしふたつめは、エルトン・ジョンが本人役で登場!ゴールデン・サークルの本部に囚われの身となっているが、クライマックスでは見せ場を作る。ド派手な衣装、全く違和感ない。

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