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シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ(ネタバレあり)

シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ

ラゴスのヒドラ残党を押さえたアベンジャーズだが、その代償に街を破壊し一般人を巻き添えにしてしまう。国連はアベンジャーズを管理下に置く「ソコヴィア協定」締結に動き、賛成するトニー・スタークやナターシャ・ロマノフらと、受け入れられないスティーヴ・ロジャースやサムらとに、アベンジャーズは2分してしまう。

ウィーンで協定の署名式が行われるが、爆破テロが起こり、ワカンダ国王をはじめとする死者が出てしまう。監視カメラに映っていたのは、ウィンター・ソルジャーことバッキーだった。スティーヴはバッキーと接触し無実を信じて行動を共にするが、ワカンダ国の王子ふんするブラック・パンサーらが追跡し、逮捕拘束されてしまう。トニーはスティーヴらを説得しようとするが叶わず、両者は対決することになる。

キャプテン・アメリカのシリーズ3作目であり、昨年公開された『アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン』の続編でもある。話題は、なんといっても豪華ヒーローが集結していること。アイアンマン、ウォーマシン、ブラック・ウィドウ、ブラック・パンサー、キャプテン・アメリカ、ウィンターソルジャー、ファルコン。『エイジ・オブ・ウルトロン』からのワンダとヴィジョンも登場し、引退したホークアイも復帰している。

そして極めつけは、ピーター・パーカー/の登場だ。演じる人はトビー・マグワイアでもアンドリューガーフィールドでもなく、言わば再々リブート版になる。少年っぽさが強調され、トニーには子供扱いされる。しかし、エンドロールの後には、彼が主人公となる作品が作られ公開されることが予告される。

アントマンもキャプテン・アメリカ側で出ているのだが、数合わせのために動員された印象だった。

脇を固めるキャストも見逃せない。1作目でスティーヴを支えたペギーが亡くなり、喪主として挨拶したのが『ウィンター・ソルジャー』でCIAエージェントだった女シャロンで、ペギーの姪だったことが明らかになる。ヒドラの戦闘員だったブラック・ラムロウは、冒頭のラゴスの攻防に登場する。回想シーンながら、トニーの父と母も登場する。

正義のために戦っているが一般人に危害を加えてしまい、やがて内紛という流れは、DCエクステンデッドの『バットマンVSスーパーマン』と共通している。ただ、コチラの方が作品を多く重ねていて伏線を何重にも張っている分、仲間割れに至る経緯に説得力があったように思う。強いて揚げ足を取るならば、爆破テロの偽装映像は、科学者でもあるトニーか人工知能のヴィジョンであれば見破れるのではないだろうか。

主要キャストはお馴染みゆえ、ここでは省略。ただし、ウィンター・ソルジャーを陰で操り内紛を仕掛ける悪のキーマンがいて、俳優はダニエル・ブリュールだった。どこかで見た顔を思ったが、『ラッシュ/プライドと友情』でニキ・ラウダを演じていた人だった。更にさかのぼれば、『グッバイ・レーニン』の主人公でもあった人だ。また、マーティン・フリーマンがラス前にちょこっとだけ出ていた。

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