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ジャック・ブルース(Jack Bruce)さん死去

公開日: : 最終更新日:2017/03/26 Eric Clapton

クリームの素晴らしき世界

ベーシスト、ジャック・ブルースさんが25日に亡くなった。71歳だった。

ジャズやクラシック、ブルースの素養があるロックアーティストで、かなりキャリアの長い人だ。しかし、個人的には60年代後半のクリームに尽きる。ドラムのジンジャー・ベイカー、ギターのエリック・クラプトンとの3ピースでのバトルのようなインプロヴィゼーションプレイは、その後の多くのロックバンドの指針になった。

クリームの活動期間は、実質2年とちょっとだ。それなのにこんにちまでこのバンドが聴かれ語られているのは、エリック・クラプトンの偉大なるキャリアのひとつとして紹介されることが多いからだろう。がしかし、この時点でクラプトンより一歩前を行っていたのは、ブルースさんだと思う。

クリームの頃、クラプトンはまだギタリストであり、ヴォーカリストではなかった。ほとんどの曲は、ブルースさんが歌っていた(そして、攻めのベースプレイだ)。クラプトンが歌うようになるのは、後期の『Badge』のあたりからではないだろうか。

ブルースさんの訃報を受けて、クラプトンもジンジャー・ベイカーも、いち早く哀悼の意を発した。60年代にはぶつかりあうばかりだったかもしれないが、ロックの殿堂入りやその後の再結成ライヴなどで、お互いを改めて認め合っていたのではないだろうか。謹んで、ご冥福をお祈りいたします。

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