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『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ キルケーの魔女』(少しネタバレ)

公開日: : 最終更新日:2026/02/10 逆襲のシャア・閃光のハサウェイ ,

『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ キルケーの魔女』

ダバオでマフティー・ナビーユ・エリンに合流したハサウェイ・ノアは、オーストラリアのオエンベリに向かう。連邦軍のキンバレーは反連邦政府の私設軍隊を虐殺・拷問していて、マフティーはリーダーのファビオを救出。そこで、連邦政府の会議開催が香港との情報を掴むが、ハサウェイはフェイクと見抜く。

ギギ・アンダルシアは、パトロンが用意した香港の住まいに行く。ひと通りの準備はするが、パトロンとの生活よりも連邦軍とマフティーとの戦いを見届けることを選び、ケネス・スレッグと行動を共にする。ギギは軍用機がマフティーに襲撃されることを察知し、ケネスは危機を回避。ギギは、部隊内で「勝利の女神」と称えられる。

前作から5年を経て公開された続編になり、3部作の第2作になる。前作が序章に過ぎず、本作にてマフティーの組織の大枠やスタッフ陣の顔ぶれと人間模様も明らかになる。ハサウェイはリーダーとして、モビルスーツパイロットとして期待される一方、心の中に抱える闇は相当深い。

イラムは作戦参謀であるだけでなく、ハサウェイが心を開ける数少ない存在だ。ケリアはハサウェイがマフティーに参加するきっかけとなった人物で、パートナーでもあった。しかし、ギギの存在を感知して配置換えを申し出、ハサウェイのもとを去っていく。

ブライトとミライ、つまりハサウェイの両親が、ちょこっとだけ登場する。ブライトは連邦軍を辞職する意向で、最後の任務として地球に向かうことが描写される(住居はコロニーにあった)。ふたりはハサウェイを植物学者としてのみ認識していて、マフティーとしての顔を知らない。

クライマックスでのハサウェイの心象描写は、どうやら原作の小説にはないオリジナルらしい。ガンダムシリーズを観てきた身としてはボーナスだが、それはハサウェイの精神が破綻しかかっていることの表れにもなっていた。テロリストは、こういう精神状態なのではとも思わされる。

オープニングテーマがSZA、エンディングテーマがガンズ・アンド・ローゼズ『Sweet Child ‘O’ Mine 』なのは、海外市場を意識してのことかなと。

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