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マイ・ブラッディ・ヴァレンタイン Loveless(書籍)

公開日: : 最終更新日:2026/02/03 My Bloody Valentine ,

マイ・ブラッディ・ヴァレンタイン Loveless

マイブラのヒストリー本を読んだ。メンバーや関係者に取材しコメントを取ってはいるが、公式バイオ本ではないと著者自ら語っている。しかし、バンドの活動の様子はおおむね伝わってくる。

アイルランドのダブリンで結成。当初はリードヴォーカルに別の人がいて、バンド名もその人がB級ホラー映画からとって名付けた。しかしこの人は後に脱退し、ギタリストのケヴィン・シールズがリーダーとなり、ヴォーカルも担うようになる。

ハイライトはやはり『Loveless』に関するところで、全曲解説や制作時のウラ話など、何章も費やしている。制作費を使い過ぎて所属レーベルのクリエイションを潰しかけたというエピソードは有名だが、ここでは訳者のタッチがそうさせているのか、淡々と語られていて、生々しさは伝わってこない。

ケヴィンはもともとダイナソーJr.にあこがれていたとか、後にそのダイナソーと一緒にツアーすることが実現したとか、実はニューヨーク生まれとか、興味深いエピソードをいくつか知ることができた。その最たるは、『You Made Me Realize』のノイズインプロヴィゼーションが何分繰り広げられるかというもの。当時から、ファンにとってはお約束だったようだ。また、巻末には訳者である伊藤英嗣による『Loveless』リリース直後のケヴィンのインタビューがあり、とても興味深い。

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