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フジロック’23(Fuji Rock Festival)を振り返る(2) – アーティスト編

夜のボードウォーク

【期待以上によかった】
フー・ファイターズ、ヤー・ヤー・ヤーズ、アラニス・モリセット、ウィーザー、スターダスト・レビュー、ブラック・ミディ

【期待通りによかった】
スロウダイヴ、坂本慎太郎、イースタン・ユース、矢沢永吉、アイドルズ

【儲けもの】
フィーバー333、サクラサーカス、2日目深夜のレッドマーキー(長谷川白紙、ティーシャ、ロミー)、ルート17

【まずまず】
100ゲックス、ダーモット・ケネディ

【(自分の都合とはいえ)もっと観たかった】
リゾ、TESTSET

個人的に、今年は強い思い入れのあるアーティストとそうでもないアーティストの落差が大きく、トータルではあまり楽しめないのではと思っていた。しかし、終わってみれば今年もたくさんのアーティストを観たし、予備知識の少なかったアーティストも楽しめた。何より、コロナ禍以前のフジロックに戻りつつあることを実感できた。

洋楽アーティスト14組、日本人アーティスト6組の内訳で、計20組を観た。ステージ別にすると、グリーンステージ7組、ホワイトステージ6組、レッドマーキー6組、フィールド・オブ・ヘヴン1組となった。

初日は矢沢永吉までは明確な予定がなく、しばらくグリーンステージで過ごしていた。矢沢はオーラが漂いさすがの貫禄だったが、まさかの20分以上時間を余らせての終了に驚かされた。ヤー・ヤー・ヤーズを観たのは2010年の単独公演以来だが、キャリアを重ね成熟が感じられる一方、ライヴパフォーマーとしての突き抜けっぷりは変わらず冴え渡っていた。

2日目は、久しぶりに深夜のレッドマーキーまで堪能。長谷川白紙からティーシャ、そしてロミーと、夜が深くなってくるに連れて人が増えてくる状況はなんだか異様だったが、それもフジロックの醍醐味のひとつであることを思い出した。アラニスを久しぶりに観られたのは嬉しかったし、出だしの5分を映像で流した分なのか、時間を5分オーバーして歌ってくれた。

3日目は、ホワイトステージで観たアーティストたちに魅了された。大ベテランにして初フジロックのスターダスト・レビューは、オーディエンスを楽しませたばかりか、本人たちも楽しそうに歌い演奏しているように見えた。ブラック・ミディは、Youtubeでライヴ映像を観て手ごたえを感じてはいたが、実際のライヴはもちろんそれ以上だった。ウィーザーのキャリア総括ライヴに、オーディエンスのシンガロングの適応ぶりがすごかった。

ベストは、2日目ヘッドライナーのフー・ファイターズ。何度も観させてもらっているが、今回ほど感動したことはなかった。アラニス・モリセットとウィーザーのパトリック・ウィルソンをゲストに招き、90年代中盤に登場し音楽シーンをサヴァイヴしている戦友という連帯感は、言われてみればその通りだった。そして、去年テイラー・ホーキンスを失うという悲劇があったが、それでもバンドとしての歩みを止めることはなく、これからも続けていくという決意表明のようなライヴだった。

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