ジェフ・ベック(Jeff Beck)、2年連続来日
公開日:
:
最終更新日:2023/02/19
Jeff Beck エリック・クラプトン, ジェフ・ベック, プリンス
ジェフ・ベックの来日公演が、5日の名古屋よりスタートしている。ワタシは、今日のJCBホール公演に行く予定である。
来日は去年に続いてで、ファンとしては嬉しい限り。その去年は、単独公演のほか、エリック・クラプトンとのジョイントもあった。今回のポイントは、来日直前に新譜『Emotion & Commotion』がリリースされたことにある。『Who Else!』を思わせるギターウォーリアーぶりを垣間見せつつ、大人の鑑賞に耐えうる心地よい音を鳴らしている。それだけには留まらす、ジョシュ・ストーンをゲストヴォーカルに迎えたり、オーケストラとコラボレーションしたり、と、驚くほど精力的だ。実質的に休んでいたも同然の90年代がウソのようである。
ツアーメンバーも来日の都度替わっていて、今回はドラムにナラダ・マイケル・ウォルデン、ベースにはロンダ・スミスが起用されている。ナラダはプロデューサーとしても成功していて、以前日本人新人アーティストをデビューさせる企画で浅ヤンにも出ていた人。ロンダも売れっ子ベーシストで、プリンスのツアーにも参加したことがある。
ここ10年の来日では、東京会場はほとんどがホールクラスだった。今日はJCBホールで、バルコニー席が3階まであるが、密閉感に溢れた構造はむしろライヴハウスで、ステージがより近く見える。
というわけで、あと3時間弱に迫ったライヴが楽しみだ。
関連記事
-
-
ジェフ・ベック(Jeff Beck)@JCBホール
今回は、アリーナの真ん中のブロックにして5列目という非常に恵まれた席で、これまで観てきた中で
-
-
ジェフ・ベック(Jeff Beck)@パシフィコ横浜
前半、機材からノイズが出るトラブルがあり、ジェフ・ベックをはじめメンバー全員が一時ステージを
-
-
ベック、ボガート&アピス(Beck, Bogert & Appice)『Live In Japan 1973/Live In London 1974』
ジェフ・ベックは、ベースのティム・ボガート、ドラムのカーマイン・アピスとのトリオ編成で、73
-
-
ジェフ・ベック(Jeff Beck)、2010年以来4年ぶりの来日
ジェフ・ベックの4年ぶりとなる来日公演が、4日から始まっている。ワタシは、9日の東京ドームシ