チャーチズ(Chvrches)@フジロック’18
公開日:
:
Fuji Rock Festival'18 フジロック
サポートのドラマーを加えて4人でのステージとなったチャーチズは、より一層力をつけてフジロックにやってきた。男性陣3人がみな黒の衣装で、対してローレンは白のスリーブレスシャツにドレス姿で、まるで天女のようだった。
ローレンのヴォーカルは透明感と明るさと力強さに溢れ、CDで聴くのとほとんど違わない感触だ。もしかして口パクなのではと勘ぐったくらい。目もとのメイクは彼女の表情を若干キツめにしているが、MCでフジロックに出たかったと言っているさまはチャーミングだった。ステージ上を右に左にと駆け回り、くるくる回り、と、パフォーマーとしての表現力も格段に向上していた。
エレクトロポップなサウンドは、とにかく心地いい。ヘヴィーな曲もあるがそれらは決してダークなトーンには陥らず、耳当たりのいい仕上がりになっている。これ、かなり奇跡的だと思う。
最前に詰めたオーディエンスが、日の丸にバンド名を記した横断幕を掲げていて、それがラストになるとローレンの手に渡っていた。彼女はドラムセットの前に掲げ、最後の曲を熱唱。歌い終えると、上がったテンションのまま袖の方に捌けていった。そうそう、「see you very soon」とも言っていたっけ。
ワタシのフジロック'18はチャーチズで終了。台風が来る中無事に開催されてよかったし、今年も楽しく過ごさせてもらった。今夜も宿泊し、月曜日に帰ります。
関連記事
-
-
ベン・ハワード(Ben Howard)@フジロック’18
フィールド・オブ・ヘヴンで、予定より10分遅れて登場。バンド編成でウッドベースやストリングス
-
-
フジロック’18前夜祭
苗場入りしたのは16時半頃。少し休んで19時頃に会場に行き、盆踊りや抽選会を横目に夕食。そし
-
-
YOSHIKI降臨!スクリレックス(Skrillex)@フジロック’18
来日したことやリハーサル風景を本人自らツイートしていたことなどから、YOSHIKIがスクリレ
-
-
ユニコーン@フジロック’18
奥田民生は何度もフジロックに出演しているが、ユニコーンの出演ははじめてだ。全員お揃いの衣装で
-
-
イヤーズ&イヤーズ(Years And Years)@フジロック’18
ドラム、キーボード、プログラミング、コーラス、そしてヴォーカルというユニット。ミディアムチュ