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ブラザーズ・グリム(2005年)

ブラザーズ・グリム(2005年)

ウィルとジェイクのグリム兄弟は、魔物退治で名を知られる存在になっていた。しかし、実はイカサマで村人から報酬を得ていて、とある村でそれがバレてしまい、ドゥラトンブ将軍に捕まってしまう。将軍は、森の中で起こっている連続少女失踪事件の解決を命じる。

ふたりは森に詳しいアンジェリカにサポートを依頼し、森の中を調査。木々が動き回り、狼男が現れる奇怪な状況で、奥には高い塔があった。ジェイクが登ってみると、女性のミイラがベッドに横たわっていて、そして鏡の中に美しき女王がいた。

グリム兄弟に題材を得た作品になり、ふたりが体験をもとに後年グリム童話を書き上げる体になっている。鏡の女王は『白雪姫』『ラプンツェル』に掛かっていて、そのほかには『ジャックと豆の木』『赤ずきんちゃん』『ヘンデルとグレーテル』『シンデレラ』などの要素が垣間見られる。

ウィルはマット・デイモン、ジェイクはヒース・レジャー。マット・デイモンはクセ毛のブラウンヘアー、ヒース・レジャーはメガネにヒゲをたくわえ、と、ふたりとも見た目のイメージが他の作品とは異なっている。アンジェリカはレナ・ヘディという人、鏡の女王はモニカ・ベルッチ、ドゥラトンブ将軍はジョナサン・プライスだ。

監督はテリー・ギリアムだが、この人が手掛ける作品の多くは劇中の現実世界とファンタジーの世界が交錯し、どこまでが現実かがわからなくなる瞬間がある。がしかし、本作ではそれが希薄。。グリム童話の元ネタになるエピソードも、あまり誇張されていないのが、少し意外だった。

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