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ウォール街(1987年)

ウォール街(1987年)

成功を夢見る若き証券マン、バド・フォックス。父親が勤める航空会社の内部情報を伝えることにより、やり手の投資銀行家ゴードン・ゲッコーと組むことに成功。更にゲッコーの信頼を得るために暴走するバドだが、父の航空会社の経営が厳しくなったのをゲッコーが株買収により経営権を握り、バドが社長に就任。バドは会社を立て直す気だったが、ゲッコーは債務整理としか考えておらず、バドはゲッコーに反旗を翻す決意をする。

当時劇場でも観たが、そのときに気づかず、改めて観たことで気づいた点がいくつかある。バドが思った以上に暴走していること。ゲッコーがバドに、どうなったらパートナーシップを解消するかを最初に伝えていること。主題歌はトーキング・ヘッズの『This Must Be The Place』だが、劇中ではデヴィッド・バーン&ブライアン・イーノの『Africa Is Waiting』も流れていたこと。などだ。

バドをチャーリー・シーン、ゲッコーをマイケル・ダグラス、バドの父を実父のマーティン・シーン(つまり親子共演)、バドの恋人でゲッコーの愛人をダリル・ハンナ、ゲッコーの妻をショーン・ヤング。監督は、オリバー・ストーンだ。チャーリー・シーンとオリバー・ストーンといえば、この作品の前に『プラトーン』がある。マイケル・ダグラスは『危険な情事』を経ての出演となり、このあと『ブラック・レイン』に主演している。

マイケル・ダグラスは、本作でアカデミー主演男優賞を受賞。ダリル・ハンナは、ラジー賞を受賞したそうだ。ダリル・ハンナは『スプラッシュ』のイメージが強かったので、ココでの演技はかなりキツい。また、ショーン・ヤングとは、共に『ブレードランナー』に出演している。

エンディングクレジット、キャストは登場順になっていた。その終わりの方で、信じられない名前を見た。

Investment Banker Jeff Beck

ジェフ・ベックって、あのジェフ・?まさか!?アーノルド・シュワルツネッガーとダニー・デビートの『ツインズ』にて、バーでギターを弾いていたのは知っているが、『ウォール街』に出ていた!?しかも、役どころが投資銀行家となっている。そして出演だけでなく、テクニカルアドバイザーとしても名を連ねている。

さあ大変(笑)。DVDを巻き戻し、どこにどう出ていたのかを確かめる。クレジットが登場順というのが結構助かって、どの辺りのシーンなのかは特定ができた。

結論。ギタリストのジェフ・ベックとは同姓同名の別人だ。

まずそのシーンだが、航空会社の債務整理を決める経営会議があって、バドの知らないところでゲッコーが決めた段取りで会議が粛々と進行されるシーンだ。ここに、あの超絶ギタリストの姿はなかった。では、ココでのジェフ・ベックとは、いったい何者なのか?

ネット検索しまくり、ウィキペディアの英語版の『ウォール街』のページを観て、やっとわかった。このジェフ・ベックさんは、ホンモノの投資銀行家だったのだ。つまりカメオ出演のニュアンスで、だから、テクニカルアドバイザーも務めていたわけだ。やれやれだぜ(笑)。

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