*

セーラー服と機関銃(1981年)

公開日: : 最終更新日:2021/04/04 邦画

セーラー服と機関銃(1981年)

目高組の組長が、跡目は血縁者にとの遺言を残して死去。また同じ頃、女子高生の星泉は父を事故で亡くしていた。泉の父が組長の遠縁に当たっていたことから、泉は目高組組長を襲名することに。後に、父は麻薬の密輸に巻き込まれて殺されたことがわかり、麻薬の行方をめぐり、泉と目高組は他の組から狙われるハメになる。

赤川次郎原作の映画化で、泉に薬師丸ひろ子、目高組組員に渡瀬恒彦や酒井敏也、大物のヤクザに三國連太郎、刑事でいながら実はヤクザの手先だった男に柄本明、というのが主なキャスト。泉の同級生の友人役を、柳沢慎吾や光石研(『時効警察』で鑑識の人)が演じているのが興味深い。また、1982年には原田知世主演で、2006年には長澤まさみ主演で、テレビドラマ化されている。

ヤクザ稼業と女子高生という、なんともミスマッチな組み合わせは、まさに狙い通りなのだろう。スタントを使ったのかもしれないが、薬師丸ひろ子はオートバイの後部座席に乗ったり、クレーンに吊るされてセメント漬けにされたりと、かなり体を張っている。クライマックスの機関銃をブッ放す場面では、飛び散った破片が顔に飛んで頬を切っている。また、ラストはマリリン・モンローの引用なのかな。

薬師丸ひろ子は『野性の証明』でデビューした後、『翔んだカップル』『ねらわれた学園』などでぐいぐいと頭角を現し、この作品で人気がピークに達した感がある。自ら歌った主題歌もヒットし、またこの後大学受験のため女優休業を宣言してテレビにも出なくなったため、その存在はミステリアスになって更に人気に拍車がかかった状態だったという記憶がある。

関連記事

フラガール(2006年)

昭和40年の、福島はいわき市。人々の多くは石炭を掘る炭坑夫として働くが、閉山が相次いで職を失

記事を読む

白い巨塔(1966年)

山崎豊子原作の小説で、何度となくテレビドラマ化もされている作品である。最初の映像化は、196

記事を読む

化石の荒野(1982年)

刑事の仁科は何者かに罠にかけられ、殺人犯の汚名を着せられる。罠にかけた組織からは、警察から守

記事を読む

ゼブラーマン ゼブラシティの逆襲(2010)

ゼブラーマンがエイリアンから地球を守った後、突如姿を消してから15年。2025年の東京はゼブ

記事を読む

復活の日(1980年)

1982年前後。東ドイツの軍が開発していた細菌兵器が盗まれるが、盗んだスパイは事故で墜落して

記事を読む

  • 全て開く | 全て閉じる
PAGE TOP ↑