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007 ドクター・ノオ(1962年)

公開日: : 最終更新日:2020/06/27 007シリーズ ,

007 ドクター・ノオ(1962年)

ジャマイカで、英国情報機関MI6のストラングウェイと秘書が何者かに暗殺される。2人は、アメリカのロケットの軌道を妨害する電波を調査していた。MI6本部は、捜査のためジェームズ・ボンドを派遣する。

ジャマイカに飛んだボンドは、CIAエージェントと合流。ストラングウェイがクラブ・キーと呼ばれる島を所有するドクター・ノオを調べていたことを知り、島に潜入。貝を拾いに来ていたハニーと知り合うが、2人はドクター・ノオの部下に捕らえられてしまう。ドクターは、犯罪組織「スペクター」の幹部だった。

劇場版007の第1作で、現在まで続くシリーズはここから始まった。1962年公開ということで、画像の粗さや一部の合成感などは、致し方ない。クラブ・キーにはドラゴンが出没すると言われているが、その実体は火炎放射器を装備した戦車で、それを現地の人はドラゴンと思い込むという設定は、何時代かよとツッコミを入れたくもなる。

ボンドは、ショーン・コネリー。個人的には、年を重ね白髪になった渋い演技をする人というイメージが強いが、ここでは長身で若々しく、身体能力に優れ、アクションもこなし、そしてスーツを着こなすという、この時代のカッコいい俳優の理想形のような佇まいだ。

ボンドガールのハニーは、スパイでもなんでもない現地人で、ただただその場に居合わせたばっかりに巻き込まれてしまった女性だった。ウルスラ・アンドレスという人が演じているが、プライベートでは数々の俳優と浮き名を流した人だそうだ。

ドクター・ノオの部屋にあった絵画を見て、ボンドが驚く場面がある。ゴヤの『ウェリントン伯爵の肖像』で、実物は映画公開の前年1961年にロンドンのナショナル・ギャラリーから盗まれていた。盗んだのがドクター・ノオだったという、小ネタだったようだ。実際に盗んだ人物は1965年に絵画を返還し、出頭したとのことだ。

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