*

オリジナルラブ@フジロック’19

公開日: : 最終更新日:2025/09/14 Fuji Rock Festival'19 ,

オリジナルラブ@フジロック'19

#fujirock

セッティングには田島貴男も加わり、音合わせがさながらジャムセッションに。そして時間となり、まずはバンドが先に登場してイントロを始める。ドラム、ベース、ギター、キーボード、女性コーラス。最後に、ギター&ヴォーカルの田島が姿を見せて歌い始める。

音は、フュージョンのようなファンクのようなで、物凄い凝っている。そして田島だが、テンション高い。微笑みがこぼれていて、ステージに立っているのが楽しくて仕方がないというさまが、観ている方にまでびしびしと伝わってくる。もっとクールに淡々と歌い演奏する人かと思いきや、真逆だ。

田島は何度もステージを降りて、フロアに突入。曲の途中に入ってきて田島のギターを弾いてまた去っていったゲストや、ラッパーのゲストも加わり、豪華なステージになった。演奏は、各プレーヤーのソロ、田島のシャウトなど、更に複雑化してきた。ボーダーレスな音楽は、まるでプリンスのライブを観ているかのようだ。

そして、必殺の『接吻』だ。オリジナルラブの名刺的な曲は、歌い出しがサビという実はトリッキーな構成なのだと、今さらながらに気づかされた。

オリジナルラブがフジロックに出演するのは、意外にも今回がはじめて。田島は個人として観に来ていることをブログで明かしていて、ステージに立つことは念願だったのだろう。

個人的には、フジロックには洋楽アーティストを観に来ているのだが、その中に混じる日本のアーティストが素晴らしいパフォーマンスを見せてくれたとき、その場に居合わせることができたとき、この上ない嬉しさを感じる。今までにも、何度かそういう瞬間はあった。井上陽水や、忌野清志郎や、シアターブルックや、椎名林檎など。そして、オリジナルラブもだ。

【追記】
飛び入りしてギターを弾いたのは長岡亮介、ラッパーはパンピーという人とのこと。

関連記事

突然少年@フジロック'19

突然少年@フジロック’19

#fujirock 最後の15分だけ観た。ルーキー・アー・ゴー・ゴー上がりということ以

記事を読む

ハイエイタス・カイヨーテ(Hiatus Kaiyote)@フジロック'19

ハイエイタス・カイヨーテ(Hiatus Kaiyote)@フジロック’19

#fujirock 観たのは後半のみ。音に迫力があり、大所帯バンドかと思いきや、ドラム

記事を読む

フジロック'19前夜祭タイムテーブル

レッド・ホット・チリ・パイパーズ(Red Hot Chili Pipers)@フジロック’19前夜祭

#fujirock 23日には日本テレビ「スッキリ!」に出演し、明日初日にグリーンステ

記事を読む

ザ・キュアー(The Cure)@フジロック'19

ザ・キュアー(The Cure)@フジロック’19

#fujirock 来日も、そしてフジロック出演も、2013年以来6年ぶり。個人的には

記事を読む

グッズ購入@フジロック'19

グッズ購入@フジロック’19

#fujirock 12時半過ぎに並び、アーティストグッズは待ち時間5分程度で購入。

記事を読む

  • 全て開く | 全て閉じる
PAGE TOP ↑