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ピンク・フロイド(Pink Floyd)『Shine On』

公開日: : Pink Floyd

ピンク・フロイド(Pink Floyd)『Shine On』

ピンク・フロイドは、デビュー25執念記念で1992年に『Shine On』というボックスセットをリリースしている。7枚のオリジナルアルバム(計8枚)、アーリー・シングルスという初期のシングル集が入った、9枚組だ。オリジナルアルバム7枚の内訳は以下。

『A Saucerful Of Secrets/神秘』
『Meddle/おせっかい』
『The Dark Side Of The Moon/狂気』
『Wish You Were Here/炎(あなたがここにいてほしい)』
『Animals/アニマルズ』
『The Wall/ザ・ウォール』
『A Momentary Lapse Of Reason/鬱』

既にオリジナルアルバムを持っている人にとっては、アーリー・シングルスが目玉だ。個人的には、このボックスが発売された当時、ピンク・フロイドのアルバムをほとんど持っていなかったので、高額さよりもいっぺんにたくさんのアルバムが入手できるありがたさの方が勝り、購入した。

なぜこの7作品になったのか、セレクトの基準が今一つわからない。ファーストを落としているのはアーリー・シングルスで補完しているとも思えるが、『原子心母』が落ちているのは不思議というか、理解に苦しむ。ただ幸いなことに、個人的には単品で『原子心母』は既に入手し聴いていたので、被らずに済んでいる。その後時間をかけて、少しずつレンタルあるいは購入でオリジナルアルバムを揃えていくのだが、名盤とされる『狂気』『炎』『The Wall』はさておき、『おせっかい』『鬱』辺りは、このボックスを入手していなければ聴くのがかなり遅れたと思う。

分厚いブックレットは、冒頭が25年のフロイドの歩みを音楽シーンや世相と絡めた年表。そして、各アルバムのレコーディング事情や歌詞対訳となっている。合間にはライブやメンバーの集合写真、フロイドを描いた?マンガの一部抜粋などが挿入されていて、結構貴重。メンバーとスタッフでラグビーチームを作って集合写真を撮っているのは、ミステリアスが売りのようなフロイドを思えばかなり意外だ。「らしい」ジャケットは、もちろんストーム・ソーガソンが手掛けている。

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