チューン・ヤーズ(Tune Yards)@フジロック’18
公開日:
:
最終更新日:2018/08/01
Fuji Rock Festival'18 フジロック
結論から書くと、めっちゃカッコよかった。銀髪のおばさんメリル・ガーバスすごかった。
緻密で的確なドラム。ベーシスト(髪が長くて遠めには女性に見えたが実は男性)による野太いリズム。2人のプレーヤーをしたがえるメリルは、プログラミングを駆使しつつ歌い上げる。シンセドラムをこなし、ループマシンに自らのヴォーカルを組み込んで回し、それにかぶせて歌いあげる。それらのさまには途切れがなく、演奏の中でナチュラルに行われるのだ。音そのものはミディアム調だが、次に何が繰り出されるのか予想がつかないという雰囲気が漂い、圧倒されてしまう。
メリルは曲によりウクレレも弾いていたのだが、通常のウクレレの音とは異なる変態メロディーで、これがエレクトロダンスポップに一層拍車をかけていた。彼女のヴォーカルは若干ファンキーでもあって、適度な躍動感がまた気持ちよかった。儲けもののライヴだ。
関連記事
-
チャーチズ(Chvrches)@フジロック’18
サポートのドラマーを加えて4人でのステージとなったチャーチズは、より一層力をつけてフジロック
-
ストレイテナー@フジロック’18
個人的に何度も観ているバンドだが、フジロックではなかなかタイミングが合わず、今回やっと観るこ
-
ボブ・ディラン(Bob Dylan)は3日目大トリ。フジロックフェスティバル’18(Fuji Rock Festival)出演日発表
公式サイトにて、フジロック出演アーティストの追加と出演日が発表された。追加アーティストで、個
-
アンフェア・グラウンド(Unfair Ground)@フジロック’18
グラストンベリーから連れてきたという、今年限りのアトラクション。ワタシが覗いたときは、テント
-
オデッサ(Odesza)@フジロック’18
出だしはとてつもなくカッコよかった。バックドロップのスクリーンに、宇宙ステーションから地球を