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デヴィッド・ボウイ・イズ

公開日: : David Bowie

デヴィッド・ボウイ・イズ

デヴィッド・ボウイ大回顧展は昨日で終了したが、昨夜ワタシは渋谷にいた。Bunkamuraの劇場にて、この回顧展のドキュメンタリー映画「・イズ」を観るためだ。この映画は去年観ていて、そして大回顧展は2月に行っていた。実際の展示を観た後で映画を観ると、改めて気づく点があるのではと思ったからだ。

この大回顧展はロンドンのヴィクトリア&アルバート国立博物館から始まっているが、この作品の舞台もそこだった。展示スペースは、日本の会場よりも幅広く、天井も高いように見えた。展示物の配置も、日本とは微妙に違うように思う。日本の展示はボウイがまとっていた衣装を結構ばらけさせていた印象があったが、ロンドンは集中させていたように思えた。

『Starman』の映像、その横に飾られていたド派手なジャンプスーツ、そして鏡と、自分が目の前で見た光景を追体験しているようで、観ていてテンションが上がった。手書きの歌詞、シンセサイザー、ユニオンジャック柄のロングコート、三島由紀夫を描いた油絵、元素記号図になぞらえたボウイの相関図なども同様だ。

しかし、去年観たはずなのにトークセッションの方は山本寛斎以外覚えておらず、自分の記憶力の悪さに落胆した。パルプのジャーヴィス・コッカーが登場していたことすら、忘れていた。10人くらいが登壇し、ボウイとの接点を語ったり、ボウイの影響力の大きさを分析したりしていた。このセッションは、ロンドン展の最終日にライヴ映像を流すブースにて収録されたようだ。

寛斎が手がけた「出火吐暴威」の白装束は天井から吊るされていたのだが、ロンドンではその周囲にボウイの愛読書も吊るされていた。日本ではあれあったかなあ。おそらくだが、すべての展示物を持ってこれてはいないのだと想像する。その代わり、日本では坂本龍一とビートたけしが戦メリ撮影時のエピソードやボウイの様子などを語る映像が流されていた。全アルバムを紹介するブースでも、確か『(Blackstar)』を補完していた気がする。日本は日本なりに、独自性のある展示を実施していたのだ。

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