*

METAFIVE@Zepp Divercity 2016年12月3日

公開日: : 最終更新日:2019/10/13 YMO , ,

METAFIVE@Zepp Divercity 2016年12月3日

土曜日の公演でライヴハウスでMETAFIVEなのだから、当然完売。グッズの先行販売にも長蛇の列ができていて、ワタシはあっさりと断念した。恐らく、チケットが取れずにグッズだけを求めて来た人もいたと思われる。

定刻を少し過ぎたところで、客電が落ちた。バックドロップのスクリーンにメンバーの名前がひとりずつ出て、それに合わせて当人が登場しスタンバイ。小山田圭吾、砂原良徳、テイ・トウワ、ゴンドウトモヒロ、LEO今井、そして高橋幸宏。ライヴは、『Submarine』でスタートした。

個人的に、観るのは2年前の攻殻機動隊イベント今年のサマソニに続いて3度目に。ファーストコンタクトではただただ圧倒され、サマソニでもまたまた圧倒されたが、さすがに今回は冷静だ。各メンバーの動きや担っている役割も、結構わかってきた。ステージ前列向かって左から右に、ギター小山田、ギター&ヴォーカルLEO、キーボードまりんこと砂原。後列向かって左に大きな卓があって、テイ・トウワが陣取る。向かって右には管楽器のゴンドウ、そして中央に幸宏という配置だ。

ヴォーカルは幸宏とLEOのツインになることが多く、ゴンドウがコーラスをこなしていた。小山田はうつむき気味でギターに徹し、テイ・トウワはDJのみかと思いきやプログラミング全般を引き受けていた。ゴンドウはトランペットを主としつつ、トロンボーンやホルンもこなす。電子楽器主体の音の世界に、管楽器は思った以上に映えている。

このバンド、実はベースがいない。しかし、まりんがキーボードでベースのパートを担っているのだ。キーボードは、多くのバンドではメロディーを担いギターになり変わることも少なくないのだが、ここでは重低音が発せられている。ワタシはまりん側で観ていたこともあり、なおのこと心地よく耳に入ってきた。

そして、リーダーの幸宏だ。ドラムの腕は今更言うに及ばず、曲によってはステージ前方に繰り出して歌い、またほとんどのMCもこの人だった。オープニングの登場時に、最も歓声が多かったのも幸宏だった。透明感のあるヴォーカルは冴え、時に妙な踊りをしながら歌うLEOとは、いいコントラストになっていた。

映像は、シンプルかつモノトーンにまとめたものが大半だった。メンバーお揃いのツナギ衣装も黒で、統一感があった。曲によっては英語の歌詞がスクリーンに流れ、また、スクリーンに留まらずステージつまりメンバーにかぶるように映像を流すこともあった。今回のツアー、VJの人も帯同しているそうだ。

セットリストは、アルバム『META』と、リリースされたばかりのミニアルバム『METAHALF』が中心だ。全員が曲を書き提供しているので、曲毎に当人のキャラクターが少しだけにじみ出ている。小山田の『Split Spirit』はコーネリアスっぽいし。『Radio』は、もともとは幸宏をフィーチャーしたテイ・トウワの曲だそう。スケッチ・ショウの『Turn Turn』は嬉しかった。

終盤は『Don’t Move』でギアチェンジし、『Disaster Baby』でが本編終了。アンコールは一瞬だけ『Technopolis』のフレーズが流れる『Luv U Tokio』を含む3曲で、終了後、6人全員がステージ前方に横一列になって礼をし、ステージを去っていった。

客電もついたので、これで終わったろうと思い、急いでグッズ売り場に行ってパンフレットを購入。と、ここでフロアから出てくる人が少ないのが変だなと思い、もしやとフロアに引き返してみる。すると、なんと『Cue』の音漏れが。まさかのダブルアンコールだった!そんなサービス精神旺盛な人たちだったっけ?と思いつつ、もちろん嬉しいに決まっている。そんなこんなで、ハプニングめいた幕引きになった。

セットリスト
Submarine
Maisie’s Avenue
Chemical
Musical Chairs
Split Spirit
Albore Whiteout
Turn Turn
Egochin
Radio
Don’t Move
Gravetrippin’
Disaster Baby
(1ST ENCORE)
Radio Junk
Luv U Tokio
Threads
(2ND ENCORE)
Cue

この6人が揃うこと自体が奇跡的なので、来年METAFIVEが活動するかはわからない。幸宏も「いつまでもあると思うなMETAFIVE」と言っているし。今わかっているのは、テイ・トウワが来年3月にアルバムをリリースし、それにMETAFIVEが参加しているそうだ。各自のソロ活動が主体になりつつ、その場の勢いでMETAFIVEになんてことにはなるかもしれない。

関連記事

細野晴臣50周年記念特別公演@東京国際フォーラム ホールA

細野晴臣50周年記念特別公演@東京国際フォーラム ホールA

入場時にもらった冊子一式の中に、この日と翌日公演についてのフライヤーが入っていた。各日出演す

記事を読む

「細野晴臣デビュー50周年記念 細野観光」を観に行ってきた

「細野晴臣デビュー50周年記念 細野観光」を観に行ってきた

六本木ヒルズの展望台である東京シティビュー内で開催されている、「細野観光」に行ってきた。タイ

記事を読む

ロック・クロニクル・ジャパン Vol.1 1968ー1980

個人的に、洋楽ロック史はざっくりではあるが認識しているつもりでいる。しかしながら日本のロック

記事を読む

YMO楽器展

YMO楽器展

東京ビッグサイトで開催されている楽器フェアを覗いてきた。楽器など手にしたことのないワタシ

記事を読む

細野晴臣イエローマジックショー

「細野晴臣イエローマジックショー」というDVDを観た。2001年4月にNHKで放送された特番

記事を読む

  • 全て開く | 全て閉じる
PAGE TOP ↑