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アウトロー(2012年)

公開日: : 最終更新日:2021/07/22 ジャック・リーチャー

アウトロー(2012年)

たまたまその場に居合わせただけの市民6人が次々に銃弾に倒れ、警察の取り調べで元軍人の男が逮捕・起訴される。男は警察に「ジャック・リーチャーを呼べ」とのメモを残すが、護送車の中で暴行に遭い昏睡状態に。そこへ、男の弁護人ヘレンに伴われ、ジャックが現れた。

ジャックも元軍人で男のことをよく知っており、男が犯人にしては現場に証拠を残しすぎていることや、自分がずっと尾行されていることに疑問を持つ。やがて謎をひとつずつ解き明かし、真犯人とその組織の存在、殺害の真の狙いを明らかにしていく。

ド派手なアクションに終始した作品かと思いきや、全体を包むトーンは推理サスペンスの要素の方が強い。もちろん、終盤にはカーチェイスや銃撃戦があり、果ては生身の肉体による一騎討ちまで繰り広げられるけど。

キャストは、ジャックに。原作が大ヒットシリーズものとのことなので、映画もシリーズ化できれば『ミッション:インポッシブル』のイーサン・ハントのようなキャラクターに育つかもしれない。ジャックを雇う女弁護士がロザムンド・パイクで、『タイタンの逆襲』のアンドロメダ王女、『ゴーン・ガール』のエイミー役の人だった。

元軍人の男をはめた黒幕の手下チャーリーに、ジェイ・コートニー。この人は本作が劇場後悔作品のデビューらしいが、冷徹に殺しを実行し、トム・クルーズ相手に格闘するシーンでも互角に渡り合い、存在感がある。『ダイ・ハード ラスト・デイ』では演じるマクレーンの息子役、『ターミネーター:新起動/ジェニシス』ではカイル・リースと、話題作に出演している。

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