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鋤田正義展(2012年9月)

公開日: : David Bowie

鋤田正義展

写真家鋤田正義の展示会が2箇所で行われていて、はしごしてきた。

まずは、恵比寿ガーデンプレイス内の東京都写真美術館で行われている、「鋤田正義展 SOUND&VISION」。こちらは鋤田の活動を俯瞰する内容で、ミュージシャンに限定せず、写真家としての活動を捉えている。

、YMO、T-Rex、チャック・ベリー、ジョー・ストラマー、デヴィッド・シルヴィアン、氷室京介、布袋寅泰、吉川晃司、サディスティック・ミカ・バンド、Panta、木村カエラ、など、アルバムのジャケットやポスターなど、見覚えのある写真が多数展示されていた。

珍しいところでは、70年代の来日時のキース・エマーソンと山本寛斎が肩を組んでいる写真。2人が着ているシャツには赤レンジャーらしきプリントがあり、そして「K」の文字も。恐らくだが、キースと寛斎の「K」で、寛斎が作ったのかな。ジム・ジャームッシュ、寺山修司、グループ魂、小泉今日子など、その被写体のジャンルは幅広い。もちろん、アーティストだけでなく、一般人や風景画などのショットもあった。

続いては渋谷に移動し、パルコパート1のパルコミュージアムで開催されている、「鋤田正義写真展「きれい」」。こちらは「きれい」をテーマにしているらしく、展示されているのはほぼアーティストのみ。恵比寿のとダブりもあるが、こちらにしか展示されていない写真もいくつかあった。

この人の経歴を見て驚いたのだが、アーティストの写真を撮るきっかけとなったのは、72年に男が化粧をしているのを見て衝撃を受け、ロンドンに渡ってT-Rexに直談判して写真を撮り、それがNMEの表紙を飾るなどして認められたからとのこと。イギリスに渡って直接交渉したという、行動力には恐れ入る。また思ったのは、グラムロックやパンク、ニューウェイヴのアーティストが大半ということ。これがこの人にとっての美学になるのか、それとも写真家仲間で棲み分けをしていたのか、とか、いろいろ想像してしまう。

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