*

隠し砦の三悪人(1958)

公開日: : 最終更新日:2015/12/28 スター・ウォーズ

隠し砦の三悪人(1958)

戦国時代。山名と秋月の戦いで、秋月の城は陥落。秋月の侍の真壁六郎太は、再興のため、雪姫を伴い同盟国の早川に入ることを思案していた。いったん山名領に入ってから早川を目指すという、百姓の太平と又七のアイディアを買い、身分を隠して2人と共に早川を目指す。

監督黒澤明、主人公六郎太を三船敏郎という、黄金コンビでのテンポのいい時代劇だ。勝ち気な雪姫は上原美佐という人が演じているが、この人はわずか3年で女優業を引退している。太平と又七のデコボココンビは、千秋実に藤原釜足という、こちらも黒澤作品では常連だ。

物語の序盤は、太平と又七の視点から描かれる。2人はグチばかりこぼしケンカもしょっちゅう、でもどこか憎めないキャラクターだ。中盤からは六郎太の活躍が冴え、三船敏郎のカッコよさが際立つ。体型は割とスリムで、馬に乗って敵を追う場面では、両手で刀を構えつまり足だけで馬を操っている。これをスタントなしで自らこなしているというから、すごい。

終盤、雪姫と六郎太は山名に捉えられるが、六郎太とは宿敵にして盟友の山名の田所兵衛の裏切りにより、無事早川にたどり着く。はぐれていた太平と又七を呼び寄せ、ここではじめて身分を明かし、2人に褒美をとらせる。2人は、喜ぶというより目を白黒させていた。

なぜ今この作品を見たのか。それは、この作品は「スター・ウォーズ」の最初に作られたエピソード4に大きな影響を与えているからだ。冒頭とラストはそのもの酷似しているし、姫を助けるのがモチーフになっているのも似ている。そして何より、太平と又七はC3-POとR2-D2のモデルになっているのだ。

No tags for this post.

関連記事

スター・ウォーズ エピソード7 フォースの覚醒

スター・ウォーズ エピソード7 フォースの覚醒(ネタバレあり)

細かいところでのツッコミどころは満載だ。設定が荒かったり、不自然だったりする。そういうところ

記事を読む

スター・ウォーズ展@横浜そごう美術館

スター・ウォーズ展@横浜そごう美術館

横浜そごうで開催されている、スター・ウォーズ展に行ってきた。以前六本木ヒルズで開催されたとき

記事を読む

スター・ウォーズ エピソード6 ジェダイの帰還(1983年/1997年)

エピソード5から1年後。ルークとレイアはジャバ・ザ・ハットの宮殿に潜入し、ソロを救出。惑星ダ

記事を読む

スター・ウォーズ エピソード2 クローンの攻撃(2002年)

エピソード1から10年後。元ジェダイのドゥークー伯爵を中心とした分離主義勢力が台頭し、共和国

記事を読む

スター・ウォーズ クローン・ウォーズ(2008年)

スター・ウォーズのスピンオフ作品であり、劇中の時間軸ではエピソード2とエピソード3の間にあた

記事を読む

  • open all | close all
PAGE TOP ↑