| Sales Date:1991.8. |
Produce:Pearl Jam & Rick Parashar |
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| 1. Once |
8. Porch |
| 2. Even Flow |
9. Garden |
| 3. Alive |
10. Deep |
| 4. Why Go |
11. Release |
| 5. Black |
12. ? |
| 6. Jeremy |
13. Master / Slave |
| 7. Oceans |
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捨て曲ナシ!特に冒頭3曲と『Jeremy』は、今後何10年経とうとも、色あせずに輝き続けるに違いない名曲。今作1枚が生み出されただけでも、グランジムーヴメントには意味があったと思う。『?』は、実はビートルズ『I've Gotta Feeling』のカヴァー。『Master / Slave』はヒドゥントラックで、クレジット表記されていない。パール・ジャムは、シアトルで活動していたグリーン・リヴァー〜マザー・ラヴ・ボーンのメンバーだった、ストーン・ゴッサードとジェフ・アメンを中心に結成。同時期に全米でブレイクした同郷バンドということもあり、ニルヴァーナの好敵手的存在となる。
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| Sales Date:1993.10. |
Produce:Brendan O'brien & Pearl Jam |
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| 1. Go |
8. Rearviewmirror |
| 2. Animal |
9. Rats |
| 3. Daughter |
10. Elderly Woman Behind
The Counter In A Small Town |
| 4. Glorified G |
| 5. Dissident |
11. Leash |
| 6. W.M.A. |
12. Indifference |
| 7. Blood |
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精力的にツアーをこなし、ロラパルーザなどのフェスにも出演を果たす一方、エディとマイク・マクレディはボブ・ディラン30周年記念コンサートに出演。更にエディは、ドアーズのロックの殿堂入りの際、ジム・モリスンの代わりに歌うことを許される。こうした状況でリリースされた今作は、発売一週間で95万枚の売り上げを記録。冒頭3曲は前作に並ぶインパクトを備え、トータルとしても完成度を高めている。しかしニルヴァーナ同様、一躍時代の寵児的存在となったバンドは、PV制作やインタビューを拒否するなど、対メディアへの嫌悪感を示すようになる。
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| Sales Date:1994.12. |
Produce:Brendan O'brien & Pearl Jam |
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| 1. Last Exit |
8. Corduroy |
| 2. Spin The Black Circle |
9. Bugs |
| 3. Not For You |
10. Satan's Bed |
| 4. Tremor Christ |
11. Better Man |
| 5. Nothingman |
12. Aye Davanita |
| 6. Whipping |
13. Immortality |
| 7. Pry, To |
14. Hey Foxymophandlemama,
That's Me |
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90's最大の衝撃的な死であっただろう、94年4月のニルヴァーナのカート・コバーンの自殺。彼らとの直接の交流はほとんどなかったのかもしれないが、パール・ジャムのメンバーも深い悲しみに襲われる(直後に出演した番組「サタデーナイトライヴ」で、エディは「K」と書かれたTシャツを着て登場)。そして暮れにリリースされた今作は(「生命学」という邦題サブタイトルがついた)、カートの死を匂わせるような重苦しい内容に(エディは否定)。またチケットマスターとの確執からアメリカでのツアーができなくなっていたバンドは、翌95年に豪州を経由する形で初来日を果たす。
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| Sales Date:1996.8. |
Produce:Brendan O'brien & Pearl Jam |
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| 1. Sometimes |
8. Red Mosquito |
| 2. Hail Hail |
9. Lukin |
| 3. Who You Are |
10. Present Tense |
| 4. In My Tree |
11. Mankind |
| 5. Smile |
12. I'm Open |
| 6. Off He Goes |
13. Around The Bend |
| 7. Habit |
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前作のレコーディングを最後に、デイヴ・アブラシーズが脱退。後任には、元レッチリで結成時のドラマー候補でもあったジャック・アイアンズが加入。また、この時期"グランジのゴッドファザー"ニール・ヤングともお互いを刺激し合う関係になり、共演も実現。決定打となる曲が『Hail Hail』くらいしかないことや、前3作ほど商業的に成功しなかったこともあってか、今作は内省的だの混沌だのと否定的に語られることが多い。しかし課外活動も含め、バンドは確実に成長を遂げている。
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| Sales Date:1998.2. |
Produce:Brendan O'brien & Pearl Jam |
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| 1. Brain Of J. |
8. Untitled (Red Dot) |
| 2. Faithful |
9. MFC |
| 3. No Way |
10. Low Light |
| 4. Given To Fly |
11. In Hiding |
| 5. Wishlist |
12. Push Me Pull Me |
| 6. Pilate |
13. All Those Yesterdays |
| 7. Do The Evolution |
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前作同様「内省」「混沌」「停滞」といった文脈で語られることが多いが、剛球一本槍とばかりに勢いで押しまくっていた初期の曲とは異なる、ゆったりとした曲調の中に、彼らの成長とたくましさが感じられるはずだ(今作のクォリティをもってしても否定的に受け取られてしまうのは、それだけ高いものを求められているからだろう)。特に「オレはブレーキペダルになりたい〜君が命を預けるやつに〜」と歌われる『Wishlist』は、苦悩の中にいながらもポジティヴであろうとする、バンドの姿勢がにじみ出ている。『Do The Evolution』では、全編アニメーションのPVを制作。
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| Sales Date:1998.11. |
Produce: |
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−日本/US/UK |
1. Corduroy |
9. Red Mosquito |
| 2. Given To Fly |
10. Even Flow |
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3. Hail Hail |
11. Off He Goes |
| 4. Daughter |
12. Nothingman |
5. Elderly Woman Behind
The Counter In A Small Town |
13. Do The Evolution |
| 14. Betterman |
| 6. Untitled |
15. Black |
| 7. MFC |
16. F*ckin' Up |
| 8. Go |
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苦悩はしていても停滞はしていないことは、ライヴの精度の高さが証明している。今作は、ライヴには絶対の自信を持つパール・ジャムが満を持して放った、初のライヴアルバムだ。『Yield』のツアーを収録したものだが、選曲は新旧偏ることなく、この時点でのベストアルバムとも言える(よって初心者にもお薦めしたい)。ラストの『F*ckin' Up』は、師弟関係にあると言ってもいいニール・ヤングのカヴァー。ジャック・アイアンズが病気療養のためツアー不参加となり、代役として元サウンドガーデンのマット・キャメロンが参加している。
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1. Breakerfall |
8. Of The Girl |
| 2. Gods' Dice |
9. Grievance |
| 3. Evacuation |
10. Rival |
| 4. Light Years |
11. Sleight Of Hand |
| 5. Nothing As It Seems |
12. Soon Forget |
| 6. Thin Air |
13. Parting Ways |
| 7. Insignificance |
| Disc 2 |
1. Footsteps |
| 2. Better Man |
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長らくバンドとの共同プロデュースを務めてきたブレンダン・オブライエンをミキサーとし、チャド・ブレイクを新たにプロデューサーに起用。またマット・キャメロンを正式にドラマーとして迎え、バンドが新たなスタート地点に立ったことを感じさせる。冒頭『Breakerfall』は初期を思わせるようなパワフルな曲。『Nothing As It Seems』はシングルには似つかわしくない重たい曲調だが、風格と貫禄を感じさせる。Disc 2はライヴテイクで、日本オンリーの生産限定。リリース直後からフェスを含むヨーロッパツアーに出るが、ここでバンドに最大の試練が訪れる。
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| Sales Date:2002.11. |
Produce:Adam Kasper & Pearl Jam |
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| 1. Cant Keep |
9. Get Right |
| 2. Save You |
10. Green Disease |
| 3. Love Boat Captain |
11. Help Help |
| 4. Cropduster |
12. Bushleaguer |
| 5. Ghost |
13. 1/2 Full |
| 6. I Am Mine |
14. Arc |
| 7. Thumbing My Way |
15. All Or None |
| 8. You Are |
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2000年6月30日、デンマークのロスキルドフェスティバルのパール・ジャムのライヴにおいて、9人のオーディエンスが圧死。ローリング・ストーンズの「オルタモントの悲劇」にも匹敵する、ロック史上最悪の事故が起きてしまった。バンドは残りの欧州ツアーをキャンセルして帰国。ここで解散してもおかしくない状況に追い込まれたと思われるが、8月からの全米ツアーは予定通りに敢行。そして欧州ツアー25公演を全てライヴアルバムとしてリリースするという、前代未聞の行動に出た(全米ツアーの音源も、翌2001年にリリースしている)。
今作は、『Vitalogy』の制作にも参加していたアダム・キャスパーをプロデューサーに起用(マットの進言によるものとのこと)。初期の荒々しさを彷彿とさせる曲が多いが、単なる原点回帰ではなく、幾多もの苦難を克服したバンドの自信と誇りがにじみ出ている(これはレッド・ツェッペリンの『Presence』にも通じる方向性だと思う)。そしてリリースとほぼ時を同じくして、実に8年ぶりとなる来日公演が発表された。
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