演奏された曲は、サードにしてもっかの最新アルバム『Summer Make Good』、及びファーストの『Yesterday Was Dramatic - Today Is OK』からが中心になっているようだ。CDで聴くと、サードはかなり内省的で、一方ファーストは電子音が前面に出過ぎている印象がある。がしかし、ここライヴの場では湿っぽさも暗さもないし、電子音一辺倒でもない。むしろオープンであり、音についても各楽器のバランスがとれていたし、コンビネーションも良好にみえる。
結局ライヴの方は、アンコールを含んで約1時間半弱に渡って行われた。全てが終了し、メンバーがステージを去って行くときに、うちひとりが「see you very soon」と言い放ち、場内はどっと沸いた。今回来日したばかりだというのに、ごくごく近いうちに何かの形でまた日本に来てくれるということなのだろうか。個人的にはちょっと信じ難く、単なるリップサービスなのかなという気もする。のだが、とりあえず彼らの活動そのものは順調そうだし、今後も素晴らしい作品を届けてくれるに違いないという手ごたえを感じることができて、とても嬉しく思っている。