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U2『Vertigo//2005: Live From Chicago』

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U2『Vertigo//2005: Live From Chicago』

U2の2005年ライヴDVDを観た。アルバム『How To Dismantle An Atmic Bomb』に伴うワールドツアーで、タイトルの通りシカゴ公演を収録したものだ(収録日はボノの誕生日だった)。2枚組になっている。

まずはディスク1のライブ本編。会場は4万人規模のアリーナで、オープニングSEはアーケイド・ファイア『Wake Up』。ステージ前には楕円形の花道ができているが、これはオーディエンスとの距離感を少しでも縮めようというバンドの姿勢だろう(前回のエレヴェイションツアーはハート形の花道だった)。ボノは積極的に花道に繰り出して歌い、時折へりに詰めているオーディエンスとのコミュニケーションもとっている。スクリーンはステージの上の方にあり、また曲によっては簾のような電飾が下りてきて、さまざまな映像が映し出される。

選曲は新譜を軸にしつつも、『Boy』や『War』といったからの初期の作品からも披露される。まるで、バンドが歩んできた歴史を今一度確認するかのように。ボノは、曲の中にスマパンやフーの曲の一節を交えて歌っていた。後半は怒涛の如く代表曲を畳み掛け、『Where The Streets Have No Name』~『One』で本編が終了。アンコールでは、今では懐かしくなった感のある電脳時代の曲が歌われ、オーラスは『War』のラストである『40』で、最後はメンバーがひとりずつステージを去っていった。

ボノとエッジの風貌はあまり変わらないが、ベースのアダムは髪がすっかり銀髪になってしまってぱっと見老け込んだような印象。ドラムのラリーは渋味のある顔立ちになっていた。ボノのヴォーカルは、さすがに以前ほど情熱的ではなくなっていて、だけどことばをじっくりと噛み締めるようにして歌い上げている感じだ。

ディスク2は、ドキュメンタリーとしてライヴ前の会場内外の様子、ファンの声、ファンに応えるメンバー、スタッフのコメントなどが収録。この日のオープニングアクトはキングス・オブ・レオンで、ライヴを終えて楽屋裏に引き上げてきたときの様子がちょっとだけ映っていた。他には、赤外線カメラでライヴを捉えたというモノクロの実験的映像もあり、またパソコンに入れるとスクリーンセイバーをダウンロードできる。

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