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マニック・ストリート・プリーチャーズ(Manic Street Preachers)『National Treasures』

マニック・ストリート・プリーチャーズ(Manic Street Preachers)『National Treasures』

マニック・ストリート・プリーチャーズは2011年にシングルコレクション『National Treasures』をリリースし、暮れにロンドンO2アリーナでこの全曲ライヴを敢行。この企画が、なんと2012年に東京でも行われた。ワタシは、国内盤ではなく輸入の限定盤を入手していて、それにはDVDが同梱されている。DVDの内容はPV集だが、CDと全く同じ曲数、曲順という構成になっている。過半数は観たことがあるはずと思って臨んだのだが、観ていないPVも結構あって、かなり楽しめた。

初期のPVは、みな若々しくとんがっている。ファーストアルバムを世界中でチャート1位にして解散する、と息巻いていた頃だ。ジェームス・ディーン・ブラッドフィールドは引き締まった筋肉質の上半身をあらわにし、ニッキー・ワイヤーとリッチー・エドワーズは濃いメイクをしてセクシーなイメージを捻出。ショーン・ムーアはロングヘアーだ。

『Everything Must Go』からリッチーの姿がなくなり、3人体制になる。マニックスほど紆余曲折を経ているバンドは少なく、感慨深いと思うと同時に、少しだけ寂しくもなってしまう。『Australia』が19曲目で、CDだとディスク1がここで終了する。

そして20曲目が『If You Tolerate This Your Children Will Be Next』となり、つまりアルバム5枚目『This Is My Truth Tell Me Yours』に差し掛かる。個人的には、このときのツアーで初めてマニックスを観て、それが現在にまで直結しているので、分岐点のような位置付けになっている。以降は観たことある率が高くなり、ラスト『This Is The Day』で全38曲が終了。ただし、DVDには『You Love Us』をはじめ3曲の別バージョンが、ボーナス映像として収録されている。計2時間40分オーバーの大作DVDだった。

日本との関連も、結構あった。『Motorcycle Emptiness』は、渋谷など日本でロケされた映像がベースになっている。『Life Becoming A Landslide』は、アップになる客が明らかに日本人で、日本のライヴを収録されたと思われる。『Ocean Spray』の冒頭は日本語のナレーションが入るのだが、PVでコレを担っているのは、もしかするとMITCH IKEDAさんかな。

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