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悪魔を憐れむ歌(1998年)

悪魔を憐れむ歌(1998年)

エリート刑事ホブズがかつて逮捕した犯人が死刑となるが、その犯人には悪魔が乗り移っていて、死亡する直前に霊となって他の人間に乗り移り、以降次から次へと人間に乗り移っては殺人を重ねる。この事件を取り調べるホブズは悪魔の存在に気付くが、周囲がそんなことを認めるはずもなく、逆に悪魔によってホブズは殺人犯へと仕立て上げられて行く。

悪魔が霊となって人から人へ乗り移るにはその距離が限られていて、ホブズは周囲に人のいない山小屋にこもって悪魔を待つ。悪魔は同僚の警官に乗り移ってホブズを追い詰めるがホブズに撃たれ、ホブズも悪魔が自分に乗り移ることを覚悟して、毒薬入りのタバコを吸う。ホブズに乗り移った悪魔は息絶える直前に山中にいたのら猫に乗り移り、ここで映画は終わる。

続編が作れそうな終わり方だが、それから20年以上経ってもその気配はない。ホブスを演じるのは、デンゼル・ワシントンだ。

この悪魔はローリング・ストーンズの『Time Is On My Side』を口ずさむのが癖で、劇中人から人へ乗り移る場面では、乗り移った人が曲のフレーズを引き継いで歌うという、なかなか凝ったことをしている。またラストに流れるのは『Sympathy For The Devil/悪魔を憐れむ歌』で、邦題はここからつけられたのであろう。原題を調べてみると”Fallen”となっていて、これは悪魔イコール天界を追われた堕天使のことを指しているのだと思われる。

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