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ダイナソーJr.(Dinosaur Jr.)『ライヴ・イン・ザ・ミドル・イースト(DVD)』

ダイナソーJr.(Dinosaur Jr.)『ライヴ・イン・ザ・ミドル・イースト(DVD)』

ダイナソーJr.の現時点で唯一と言っていい公式映像作品を観た。2005年の再結成ツアーからニューヨークとボストンの公演を収録したものだ。

会場となるライヴハウスは非常に狭く、そしてステージの天井も低い。カメラは客側を捉えることがほとんどなく、ステージ上の3人が演奏している様子を捉えている。まずは、なぜか着ぐるみのキャラがステージに登場し(これがパッケージにも載っている)、それに続いて3人が登場。選曲は2005年のフジロックや翌2006年の来日公演とほとんど同じで、まずはルー・バーロウがリードヴォーカルを取る『Gargoyle』でスタート。以降、初期3枚のアルバムからランダムにセレクトされて、演奏が進んで行く。

Jは銀髪のロングヘアを振り乱しながらジャズマスターで轟音をかき鳴らし、そして例によって例の如くよれっとしたヴォーカルを披露。しかし、見せ場はやはり間奏でのギターソロで、ディストーションを効かせまくっているにもかかわらず音そのものはポップであり、聴いていてとても気持ちがいいのだ。ダイナソーやJマスキスのライヴは個人的に何度か観ているのだが、今回改めてじっくりと観ることで、Jのギタープレイが如何に凄まじいものであるかを実感した。

特典映像も必見。さまざまな顔ぶれが、ダイナソーについてコメントを寄せている。同じ時代を共に生きた戦友である、ソニック・ユースのキム・ゴードンとサーストン・ムーア。プロデューサーのスティーヴ・アルビニ。元マイブラで、Jのソロアルバムをプロデュースしたこともある、ケヴィン・シールズ。珍しいところでは、俳優のマット・ディロンなんて人も。更にはスタジオでのライヴや、オール・トゥモロウ・パーティーズでのライヴの模様も収録されている。

ダイナソーは、サマソニ東京初日深夜のホステス・クラブ・オールナイターのヘッドライナーとして来日する。そればかりか、サマソニ翌日には単独公演も行うという働き者ぶりだ。

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