Rage Against The Machine
=Videos= |
| Sales Date:1997.12. |
Live In Concert |
Video Clips
(Uncensored Versions) |
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−日本盤/輸入盤 |
1. The Ghost Of Tom Joad |
12. Killing In The Name |
| 2. Vietnow |
13. Bullet In The Head |
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3. People Of The Sun |
14. Freedom |
| 4. Bulls On Parade |
15. Bulls On Parade |
| 5. Bullet In The Head |
16. Memory Of The Dead
(Land And Liberty) |
| 6. Zapata's Blood |
17. People Of The Sun |
| 7. Know Your Enemy |
18. People Of The Sun(FRF'97) |
| 8. Bombtrack |
Free CD Single |
| 9. Tire Me |
1. The Ghost Of Tom Joad |
| 10. Killing In The Name |
2. Vietnow(Live) |
| 11. Freedom |
3. The Ghost Of Tom Joad(Live) |
私はロックには音を聴く楽しみと、目で見る楽しみの両方があっていいと常々思っている。音を聴く楽しみはCDを買えば果たされるが、洋楽関連の番組が乏しい中、目で見る楽しみといえばライヴを観に行くしかない。そしてライヴを体感すれば、次はライヴで得た興奮と感動を繰り返し味わいたいと思う。しかし実際にそうした願望をかなえてくれるアーティストは極めて少ないというのが現状だ。
97年の暮れに発売されたこのビデオは、バンドのこれまでの活動の集大成に位置付けられる、そして上記の私の想いをかなえてくれる、素晴らしいアイテムだ。ライヴ映像はフェスティバルが中心だが、バンドのライヴパフォーマーとしての底知れぬ力量が集約されている。また、ステージ側アングルから捉える、何万人もがモッシュする様は壮観で、背筋が凍るほどのインパクトがある。家に居ながらにして、自分がまるで会場のその場にいるかのような臨場感が伝わってくる。M-10の『Killing In The Name』では、トム・モレロの母親がステージに立ちバンドを紹介するという微笑ましいシーンもある。
後半に収録されているのはビデオクリップ集。このパッケージングされた空間においてさえ、彼らの熱き魂はひしひしと伝わってくる。そしてM-13『Bullet In The Head』はイギリスのTV番組出演時の映像。M-16『Memory〜』はザックが詩を朗読する、これまで全く未発表だった映像だそうだ。
日本盤にはボーナス映像として、フジロック'97のときの『People Of The Sun』が収録されている。あの日あのときあの場所にいた、興奮が甦ってくる。更には8㎝CDシングルが同梱。ブルース・スプリングスティーン『The Ghost Of Tom Joad』のカバーで、ジョン・スタインベックの小説『怒りの葡萄』にインスパイアされてスプリングスティーンがアコースティックで仕上げた、差別や迫害に対する反発を静かに訴える、重苦しくも聴く者に不思議な説得力をもって迫る曲だ。ザックがこの曲に深いシンパシーを感じ、やがてライヴでも重要なパートを占めるようになっている。
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