| Sales Date:1970.7. |
Produce:Delaney Bramlett |
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Amazon.co.jpで購入−日本盤/US盤 |
| 1. Slunky |
6. Blues Power |
| 2. Bad Boy |
7. Bottle Of Red Wine |
3. Lonesome And A
Long Way From Home |
8. Lovin' You Lovin' Me |
| 9. I've Told You For The Last Time |
| 4. After Midnight |
10. Don't Know Why |
| 5. Easy Now |
11. Let It Rain |
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デラニー&ボニーのツアーに参加したクラプトンは、このときのツアーメンバーをごっそり引き連れ、更にはレオン・ラッセルやスティーヴン・スティルスといったメンバーもレコーディングに加わり、初のリーダーソロアルバムを制作。冒頭『Slunkey』こそギターインストだが、以降はクラプトンのヴォーカルがギターと同等に炸裂。『After Midnight』『Blues Power』『Let It Rain』など、アメリカ南部の音に傾倒しつつもポップ性の高い音楽を作り上げた。クラプトンのソロアルバムは『461』に評価が集中しがちだが、個人的にはこちらの方をソロのベストとして推したい。
【追記】2006年に豪華盤仕様がリリース。別テイクが収録されたボーナスCDが付与されている。Amazon.co.jpで購入−日本盤/US盤
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| Sales Date:1973.9./1995.7. |
Produce:Jon Astley,Andy MacPherson |
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Amazon.co.jpで購入−日本盤/US盤 |
| 1. Layla |
8. Bell Bottom Blues |
| 2. Badge |
9. Presence Of The Lord |
| 3. Blues Power |
10. Tell The Truth |
| 4. Roll It Over |
11. Pearly Queen |
| 5. Little Wing |
12. Key To The Highway |
| 6. Bottle Of Red Wine |
13. Let It Rain |
| 7. After Midnight |
14. Crossroads |
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音楽活動をストップさせ、自宅でドラッグ漬けになっていたクラプトンに救いの手を差し伸べたのがフーのピート・タウンゼント。他にもスティーヴ・ウィンウッドなど多くの友人に後押しされ、クラプトンはステージに立つ。本作は当初73年にリリースされたが、そのときはたった6曲での中途半端なアルバムになっていた。それが95年にリマスターされ新たに8曲が追加。ほぼ当日の演奏曲順に並べ替えられ、ライヴの大枠が掴める内容に仕上がっている。冒頭の『Layla』は数あるクラプトンのライヴアルバムの中で、エレクトリックではこれが初の収録。
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| Sales Date:1974.7. |
Produce:Tom Dowd |
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| 1. Motherless Children |
6. I Can't Hold Out |
| 2. Give Me Strength |
7. Please Be With Me |
| 3. Willie And The Hand Jive |
8. Let It Grow |
| 4. Get Ready |
9. Steady Rollin' Man |
| 5. I Shot The Sheriff |
10. Mainline Florida |
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ドラッグ地獄から脱した復活作で、かつキャリア代表作のひとつとしての呼び声も高い。
全米No.1を記録した『I Shot The Sheriff』はボブ・マーリィの曲。他にも冒頭を飾るアップテンポの『Motherless Children』、穏やかな曲調ながら染み入るような感動を伝える『Let It Grow』など、聴きどころ多し。ギタープレイは相変わらずで、ヴォーカルの方も落ち着いて安定した歌い方になっている。プロデューサーのトム・ダウドは、クリーム〜ドミノス時代にも共に仕事をした盟友。自らのバックバンドも揃い、この年ソロとして初のツアーを敢行。10月には初来日を果たす。
【追記】2004年に豪華盤仕様がリリース。Disc 1にはセッションのアウトテイク5曲が追加され、Disc 2は1974年12月にハマースミスオデオンで行われたライヴ音源が収録されている。Amazon.co.jpで購入−日本盤/US盤
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Theres One In Every Crowd
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| Sales Date:1975.3. |
Produce:Tom Dowd |
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1. We've Been Told
(Jesus Is Coming Soon) |
6. Singin' The Blues |
| 2. Swing Low Sweet Chariot |
7. Better Make It Through Today |
| 3. Little Rachel |
8. Pretty Blue Eyes |
| 4. Don't Blame Me |
9. High |
| 5. The Sky Is Crying |
10. Opposites |
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ツアーの合間をぬってレコーディングされたが、クラプトンの全アルバム中最もレゲエ色が濃い出来になった。女性ヴォーカルは従来のイヴォンヌ・エリマンに加えマーシーレヴィが新たに加入しパワーアップ。収録曲は自作曲よりもカヴァーの比率が高い。トータルでは非常に地味な出来だが、これは逆に60's後半のバンド時代の荒々しさを通過し、安定期に入ったようにも受け取れる(レイドバック=落ち着いた、の意だし)。ラスト『Opposite』は後半にギターソロがフィーチャーされる中、『蛍の光』のメロディーもチラリ。
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| Sales Date:1975.8. |
Produce:Tom Dowd |
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| 1. Have You Ever Loved A Woman |
4. Can't Find My Way Home |
| 2. Presence Of The Lord |
5. Ramblin' On My Mind |
| 3. Driftin' Blues |
6. Further On Up The Road |
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74年から75年のツアーを収録したライヴアルバムで、初来日時とほとんど同じメンバーでの収録。たった6曲というシンプルな内容だが、『461』以降のクラプトン完全復活を決定づける1枚だ。ブラインド・フェイス時代の『Presence Of The Road』『Can't Find My Way Home』はクラプトンとイヴォンヌ・エリマン(RSOレコード社長の夫人)とのツイン・ヴォーカルで熱唱。ラスト『Further Up On The Road』はフレディ・キングのレパートリーだが、以後クラプトンのライヴでは欠かせない曲となる。
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| Sales Date:1976.8. |
Produce:Rob Fraboni |
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| 1. Beautiful Thing |
7. Double Trouble |
| 2. Carnival |
8. Innocent Times |
| 3. Sign Language |
9. Hungry |
| 4. County Jail Blues |
10. Black Summer Rain |
| 5. All Our Past Times |
11. Last Night |
| 6. Hello Old Friend |
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この年はボブ・ディラン及びザ・バンドとのコラボレートが実現。クラプトンはザ・バンドの『The Last Waltz』に出演し、ディランの『Knockin' On Heaven's Door』をレゲエ調にアレンジしてシングルカットしている。一方本作ではディランが書いた曲『Sign Language』をディランとのツインヴォーカルで歌い、更にロビー・ロバートソンがギターで参加。レコーディングにはリチャード・マニュエルを始めとするザ・バンドの面々のほか、ローリング・ストーンズに加入したばかりのロン・ウッドも参加。『Innocent Times』はマーシー・レヴィのソロヴォーカルをフィーチャーした曲だ。
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| Sales Date:1977.11. |
Produce:Glyn Johns |
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| 1. Cocaine |
6. The Core |
| 2. Wonderful Tonight |
7. May You Never |
| 3. Lay Down Sally |
8. Mean Old Frisco |
| 4. Next Time You See Her |
9. Peaches And Diesel |
| 5. We're All The Way |
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全体的にポップで聴きやすく、初心者にもお薦めしやすい1枚。『Lay Down Sally』はシングルヒットを記録。『Cocaine』はライヴではバンドメンバーを紹介するときに使われる曲だ。『Layla』に次いでパティに捧げた曲と言われている『Wonderful Tonight』は、現在でもライヴのハイライトを飾る曲。タイトルは、言わずと知れたヤードバーズ時代に自身につけられたニックネーム。クラプトンのギタープレイがあまりにも凄まじいために指が止まって見えることから"スローハンド"の名がつき、クラプトンの代名詞となっている。
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| Sales Date:1978.11. |
Produce:Glyn Johns |
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| 1. Walk Out In The Rain |
6. If I Don't Be There
By Morning |
| 2. Watch Out For Lucy |
3. I'll Make Love To
You Anytime |
7. Early In The Morning |
| 8. Promises |
| 4. Roll It |
9. Golden Ring |
| 5. Tell Me That You Love Me |
10. Tulsa Time |
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『Promises』『Tulsa Time』はシングルヒットを記録。『Walk Out In The Rain』『If I Don't Be There By Morning』はボブ・ディランが書いた曲(クラプトンはディラン『Desire/欲望』のレコーディングに参加している)。アコースティック主体でアメリカ南部に根ざしたサウンド作りの中、ヴォーカリストとしての安定度が増す一方だが、個人的には『Early In The Morning』でのスライドギターを本作のハイライトとして挙げたい。そしてこの翌年、ついにパティと結婚。
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