Brian Eno Discography
=Compilation Album=





June 1,1974
Sales Date:1974. 1. Driving Me Backwards 6. Shouting In A Bucket Blue
Produce:Richard Williams 2. Baby's On Fire 7. Stranger In Blue Suede
CD Now 3. Heartbreak Hotel 8. Everybody's Sometime And
Some People All The Time Blues
4. The End
5. May I ? 9. Two Goes Into Four

 ケヴィン・エアーズ、ジョン・ケイル、ニコ、そしてイーノという、今では夢のような、そしてアクの強いアーティストばかりが集まった1夜限りのライヴ。イーノにとってはソロデビュー直後に当たり、びっくりするほどアグレッシヴなパフォーマンスを見せている。ニコの『The End』には、聴いていてぞくぞくさせられる。ロバート・ワイアットやマイク・オールドフィールドも参加。







801 Live
Sales Date:1976. 1. Lagrima 6. Baby's On Fire
Produce:801 2. T.N.K. (Tomorrow Never Knows) 7. Diamond Head
CD Nowで試聴 3. East Of Asteroid 8. Miss Shapiro
4. Rongwrong 9. You Really Got Me
5. Sombre Reptiles 10. Third Uncle

 元は『Taking Tiger Mountain』収録の『The True Wheel』で「we are the 801...」と歌われたのがきっかけか。"801"とはイーノとフィル・マンザネラが中心のプロジェクトで、音楽に限定せず総合芸術的アプローチを目的として発足した。イーノのソロの曲やマンザネラが在籍していたクワイエット・ライフ時代の曲が中心のライヴ。ほとんど原曲の影すら見えないビートルズの『Tomorrow Never Knows』も秀逸。イーノの全作品中最もロック色が濃いと言え、若きイーノのエモーションが炸裂している。







Music For Films Ⅲ
Sales Date:1988. 1. Tension Block 9. Sirens
Produce: 2. Err 10. Asian Rivers
3. 4-Minute Warning 11. Zaragoza
4. For Her Atoms 12. Quixote
5. Balthus Bemused 13. Fleeting Smils
6. Theme From "Creation" 14. Theme For "Opera"
7. Saint Tom 15. Kalimba
8. White Mustang

 シリーズ第3作だが(『Π』は84年に発売されるも即廃盤に)、イーノを含む複数のアーティストによるオムニバス盤。その参加メンバーは、ダニエル・ラノワやマイケル・ブルック、ハロルド・バッド、実弟ロジャーといったこれまでもイーノと共に制作してきたアーティストがほとんどだ。そうした中、特筆すべきは『4-Minute Warning』のジョン・ポール・ジョーンズだ。オムニバスならではのつぎはぎのでこぼこ感はなく、どの曲も第1作の流れを継承した音になり、アルバムとしての統一性は高い。







Glitters Is Gold
Sales Date:1997.7. 1. Tyger Tyger (Dub Version) 7. Feral
Produce: 2. Songs Of Innocence
(Single Version)
8. Swanky
CD Nowで試聴 9. Blissed
3. The Whole Wide World 10. Coventry Carol
4. In Water 11. Notti Senza Amore
5. The Waveline 12. The Things I Tell You
6. A Sidelong Glance
From My Round Nefertiti
13. Sphere Of No-Form
14. Kobresia

 91年に実弟ロジャーが設立したレーベル"オールセインツ"はイーノの90'sの活動拠点でもあった。今作はオールセインツに在籍するアーティストの作品のコンピレーション。参加はロジャーやジャー・ウォブル、ハロルド・バッドといった"共演組"のほか、ケイト・セント・ジョン、バイオスフィアという面々。イーノの作品は『The Drop』からの2曲をロングバージョンで収録している。







Music For Airports
Sales Date:1998.3. 1. 1/1
Produce: 2. 2/1
CD Nowで試聴 3. 1/2
4. 2/2

 イーノが78年に発表したアンビエント・シリーズ第1弾を、それから20年後にニューヨークのグループ"バン・オン・ア・キャン"が演奏。今作はそのライヴ録音だ。原曲に忠実ながら、より幅を持たせるために従来の楽器以外にもチェロや木管、中国琵琶といった楽器が用いられている。フィリップ・グラスが制作に参加。イーノ自身は直接制作には関わっていないようだ。







No New York
Sales Date:1978. 1. Dish It Out 9. Helen Fordsdale
Produce:Brian Eno 2. Flip Your Face 10. Hairwaves
CD Now 3. Jaded 11. Tunnel
4. I Can't Stand Myself 12. Puerto Rican Ghost
5. Burning Rubber 13. Egomaniac's Kiss
6. Closet 14. Lionel
7. Red Alert 15. Not Moving
8. I Woke Up Dreaming 16. Size

 ニューヨークの無名のバンド4組、コントーションズ、ティーンエイジ・ジーザス・アンド・ザ・ジャークス、マーズ、D.N.Aによる各4曲ずつの演奏を収録したもの(私が名前を存じているのはD.N.Aのアート・リンゼイのみ)。どのバンドの音も妙によじれていて、テレヴィジョンからポップセンスを抜き取り、混沌とさせたような音が続く。イーノが手がけた中ではイーノ色がかなり薄い作品。少なくとも音に関してはほとんどいじらなかったのではと想像できる。
















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Brian Eno Discography
=Videos / CD-Rom=





One Eno

 1993年に制作された短編映画(22分)で、その内容はイーノの活動を総括したもの。イーノが犬に語りかける形で自分がこれまでアプローチしてきた手法を話し、ロキシー〜ソロ〜プロデュースという活動を振り返る。BGMには自分の作品が使われ(特に『Nerve Net』)、終盤5分以上に渡る抽象映像がクライマックスとなる。映像はU2やボウイ、ディーヴォ、トーキング・ヘッズなど、自分が手がけたアーティストたちのものも登場する。







Head Candy
Sales Date:1994. 2. Castro Haze 5. Beast
3. Manila Envelope 6. Alloy Balcony
& Jets Overhead
4. Spunk Worship

 イーノが音楽で参加したCD-Romソフト。無数の目が細胞と化した空間(脳の中のイメージ?)を5個のキャンディーがぐるぐると動き回り、それぞれをクリックすると映像に合わせてイーノの音楽が流れるといった具合だ。アンダーワールドやケミカル・ブラザーズがライヴで用いている映像と音の融合のはしりの作品のように思える。『Manila Envelope』『Beast』にはロバート・フリップが参加。
















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