Jを目前にしている私としては、この人の動きが細かいところまで追うことができた。ほぼ1曲毎にギターのチューニングをしていたのだが、それは1曲の中でもアンプをこまめにペダルで操作してディストーションやエフェクトをかけているためだった。この人、相当な機材オタクなのでは?プレイ自体は、序盤では上体を大きく前傾させながらギターを弾く絵柄が多かったが、中盤以降はほぼ直立不動のスタイルで弾くことが多く、それでもチョーキングやアーミングを利かせるのを忘れてはいない。『Pick Me Up』での延々と続くギターソロは、中盤のハイライトになった。
インスト部分が長い『The Lung』を経て、不意に放たれたのがキラーチューン『The Wagon』で、更に『Freak Scene』へとなだれ込む必勝リレーに。このときフロアの中央ブロックでは、ついにダイヴが発生。やっぱり、左のブロックに陣取っていて正解だったなあ。本編ラストは、『Raisans』で締めくくった。セカンド『You're Living All Over Me』からの曲は、きっちり要所を占めている。
あまり間を置かずにアンコール。ステージにJのギターは2本用意されていたのだが、本編中はJは1本のギターだけで弾き切っていて、アンコールになったときに初めてもう1本のギターを手に取った。演奏したのはまずは『No Bones』。そして、キュアーのカヴァー曲というより今やダイナソーを代表する曲のひとつになっている『Just Like Heaven』となり、オーラスはルーがリードヴォーカルを取る『Mountain Man』で締めた。『No Bones』『Just Like Heaven』を始める前は3人で相談していて、もしかしてセットリスト変更かな?と思ったのだが、結局予定通りに演奏したようだった。