Lisa Loeb 98.1.15:On Air East

今年2度目の豪雪のおかげで恐らく見に来る人も減って場内スカスカでは・・・と思いきや、ほとんど満員。でもって、客も女性が大半か・・・と思いきや、男も結構いる(私もその一人だけど)。定刻より約15分遅れてリサとバンドが登場。そして、チェロとバイオリンのサポートが計3人(うち日本人2人)でスタート。


全体にしっとりめの曲が多かったように思う。なので、アップテンポの曲では余計盛り上がって(『Taffy』、『Garden of Delights』等)いた。客とリサとのコミュニケーションも多く、「こんな雪の日に来てくれて有り難う」「昨日(14日)も来た人は?」等々。予想通りの華奢な体型ながら、全曲でアコギを弾きながら(エレキは1曲のみ)歌う姿に、会場はすっかりなごんだ雰囲気に包まれていた。結局1時間半位のステージだったと思う。まだアルバム2枚しか出してないのに、後半の演奏にはもっと音楽的な奥深さを感じた。それにしてもOn Air East、久しぶりに来たけど(前回はちょうど2年前の同じ日のPavement)、すっごいいい音だった。リサの壊れそうに危うい、しかし透き通ったヴォーカルが最大限堪能できたと思ってます。ブリッツやクアトロではどうだったんでしょうね。


当初、私はファーストアルバムの方を気に入っていたのですが、生を観てセカンドにも佳曲が多いことを改めて認識し、帰りの電車の中で『Firecracker』に浸って帰って来ました。なお、蛇足ですが、バンドのgの人がブライアン・フェリー、あるいはスパンダー・バレエのヴォーカルの人に似ていました。それでは。




(98.1.16.)



















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