いきなり『She Loves You』『I Want To Hold Your Hand/抱きしめたい』の2連発で、場内は驚異的なノリに。なんだかんだ言いながら、ビートルズの曲って世代を超えてみんなが知っている曲ばかりだし、そして一緒に歌い、一緒に踊れる曲ばかりだ。私はステージ間近ではなかったので、4人の顔までが本物に似ているかは判別できなかったが、しかしポールの人がしっかり左利きだったのには恐れ入る。
衣装やヘアスタイルよろしく、曲は初期に絞って次々に演奏される。』『Please Please Me』『I Saw Her Standing There』『Money』『Twist And Shout』『Rock'n Roll Music』といった具合で、「フジロックマジック」が、早くも起こっていることを実感。ステージ上の彼らを観て、そしてノリにノッているオーディエンスを観て、私はとても嬉しくなった。そして思いを馳せた。ビートルズは、デビュー前はドイツハンブルグを回って鍛え上げていて、つまり初期は立派なライヴバンドだった。そのときのビートルズを目撃した日本人はほとんどいないはずだが、当時ハタチそこそこのジョンやポールのさまというのは、もしかしたらこんな具合ではなかったのだろうかと。