Summer Sonic 2002/Day 2-Vol.3 Ska Ska Club/Libertines/Puffy







ワールドレストランで昼食を摂っていると、すぐそばのファクトリーステージから、ガンガン音が漏れてきた。スカ・スカ・クラブのライヴ中だったためだが、尋常ではない雰囲気が、外にまで伝わってくる。食べ終えたところで入ってみると、なんと場内はみっちりと人ひとで埋まっていた。この日のインドアステージは閑散としていたし、昨日でもヘイヴンとハノイ以外はそうだった。なのに・・・。


 彼らは名前の通りスカバンドで、大人数で管楽器を駆使した演奏、そして踊りでオーディエンスを圧倒。「オマエラ、元気ねーじゃねーか!!」と、いささか挑発気味のMCも出たが、これもご愛嬌のうち。そしてみっちりのオーディエンスは、曲に合わせて踊り狂う。ファクトリーステージはインドアステージよりも格下という思い込みは、ものの見事に突き崩されてしまった。





 ファクトリーステージは、フジテレビの深夜の音楽番組「Factory」が全面バックアップしてできたステージのようで(大阪はニューステージとなっている)、ここでのライヴは後日番組でも放送されるようだ。インドアステージよりも若干狭く、その分密閉度は高い。入り口から入って左側にはタワーレコードのブースがあって、アンケートに答えるとタオルやビニールバッグなどのノベルティがもらえる、ということもやっていたようだ。


 このステージは日本人アーティストの出演率が高いところだが、洋楽アーティストもちゃんと出る。お次は、4人組の新鋭リバティーンズ。フロント2人は革ジャンを着ていて、音の方もヴィジュアル通りのガレージパンク。3分程度の短い曲がほとんどで、中には1分ちょっとの曲もあったんじゃないかな。パンクといっても、特にジャムの初期にかぶっているように思え、中盤でまんまジャムという曲も披露。後で調べてみると、『What A Waster』という彼らのオリジナルだということがわかった。こうして約30分足らずでライヴは終了。スカ・スカ・クラブで押してしまった時間を、彼らが元に戻した格好になった。





 ほんとうなら、この時間帯はコーナーショップのライヴを観ているはずだった。が、サマソニ開催直前になって彼らは来日中止に。ドタキャンなので当然代役など立てられるはずもなく、インドアステージは少し間延びした運びになっていた。そして私は、そのままファクトリーステージでパフィーのライヴを観ることに。テレビではよく観るが、自分ではわざわざチケットを入手して観に行くことはないアーティストたちのライヴを観る機会としても、フェスを活用したい。ミーハーかもしれないけど(苦笑)。


 先ほどのスカ・スカ・クラブでほぼ入場規制状態だったので、今度はそれ以上の混み具合になるなと覚悟していたら、それほどでもなかった。しかしパフィー目当てのファンがステージ前を占拠しているようで、亜美由美の2人が出てくるなり騒ぎ出していた。大貫亜美はかなり小柄なせいか、隣の吉村由美が大きく見える。もちろん2人だけではなく、フルバンドを従えてライヴはスタートした。


 実はパフィーはこの夏全米ツアーを敢行していて、その中のニューヨーク公演がネットで生中継された。私もコレを見たのだが、あまりの歌の下手さにガク然。これが彼らの実態なのか・・・。あまりにも耐え難い歌に、5分と持たなかった。この配信の少し後に、「パフィー全米ツアー酷評さる」というニュースがYahoo Japanに載っていたのを見たのだが、あれでは酷評されても仕方がないと思った。


 今回のサマーソニック出演は、その全米ツアー以来となるライヴであり、かつ吉村由美が離婚してから 初めて出る公の場にもなり、ただ出演するというだけでなく、色々な意味合いを帯びていた。2人はハンドマイクで歌い、ステージを前後左右に動く。そして問題の歌だが・・・、ちゃんと歌えてるじゃん(当たり前か。。。)!ニューヨークのときは、たまたま不調だったのかな?『渚にまつわるエトセトラ』『アジアの純真』などの「みんなが知っている曲」も演ったし、新曲も披露。場内はというと、ペットボトルを投げつけたり、水鉄砲を撃ちまくったりしていて、結構激しくなっていた。











(2002.8.25.)
















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