Fuji Rock Awakening Vol.0 I'll be back







関越自動車道の湯沢ICを降り、国道17号線を進む。去年は2度も下見をし、そして素晴らしい3日間を過ごすことができたどこかなつかしい、そして見覚えのある光景が目の前に広がってくる。あれから1年経ったんだ。帰ってきたんだ。苗場に。


私は去年と同じく、フェスティバル前日の夕方にホテルにチェックインした。そして今年のフジロックは、本番の3日間の前に前夜祭がある。部屋で荷物を整理し、前夜祭に少しだけ顔を出すことにする。


前夜祭は入場無料。昨年はダンステントのあった辺りにやぐらがある。そしてその周囲は、去年と同じく出店が建ち並んでいた。スマイリー原島ともうひとりのDJの司会で午後7時過ぎに前夜祭がスタート。Tシャツやハッピのプレゼントや盆踊りなどの企画のほか、レッド・マーキーでケムリとフィッシュボーン、そしてピールアウトのライヴも行われるとのことだった。が、私は場内の様子を確認したことで満足。ここで夕飯を摂った後は、本番に備えてホテルに戻った。








7月28日。朝8時半過ぎに入場口に連なる人の列に並ぶ。今年もダフ屋が。わざわざ東京から来たのだろうか。1時間近くてくてく歩き、入場ゲートにたどり着く。ゲートは3箇所あり、1日券、2日券、通し券のそれぞれの種別毎に振り分けられている。荷物チェックを終え、右腕にリストバンドをつけてもらった。


前日苗場入りしたときから、空は曇っていた。雨が降りそうで降らない、なんだかはっきりしない空模様だ。しかしそのおかげで気温はあまり上がらず、体感で暑さを感じない。今年は暑さに悩まされない、過ごしやすいフジロックになるのだろうか。


SEが清志郎の『田舎へ行こう』に変わり、そして前夜祭も仕切った2人がステージ上に現れ、諸注意を促す。そして日高社長が登場。グッズ売り場に並んでいる人たちを指して、「そんなとこいないでこっちこーい」と呼びかけ、場内からは笑いが漏れる。この後は"フジロックの隠し玉"なる女性アーティスト、ジェス・クラインが登場し、アコギで2曲ほど披露。彼女はこの3日間何度もステージに登場する。3日目はU2の『Pride』のカバーを披露していた。


グリーンのトップバッターはフィッシュボーン。いよいよ今年のフジロックが始まるぜ!・・・と思ったそのとき、雨が降り出してしまった。まさか・・・!?











(2000.8.9.)
















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